『カタン:都市と騎士/商人と蛮族/探険者と海賊』5~6人用拡張セット日本語版、3月14日発売
ジーピーは3月14日、『カタン』の拡張セット『都市と騎士』『商人と蛮族』『探険者と海賊』の5~6人用拡張セット(CATAN – Ergänzung 5-6 Spieler – Städte & Ritter / Händler & Barbaren / Entdecker & Piraten)日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.トイバー、イラスト、M.メンツェル、5~6人用、12歳以上、90~150分、各2750円(税込)。プレイするためには『カタン』スタンダード版、スタンダード版5~6人用拡張、そして対応する拡張版『都市と騎士』『商人と蛮族』『探険者と海賊』が必要。
オリジナルは2000年、2008年、2013年に発売されたもので、2015年の統一改定版に基づく。旧版の「手番外建設ルール」がなくなり、宇宙編新版からの「2人パイロットルール」が採用され、それに伴うコンポーネントの追加・ルール改訂がある。
スタートプレイヤーが1番のトークン、スタートプレイヤーの左の左のプレイヤーが2番のトークンをもち、1番のプレイヤーが通常の手番を行った後、2番のプレイヤーが手番を行う。ただし2番のプレイヤーはダイスを振らず、他のプレイヤーとの資源交換はできない(4:1、3:1、2:1交換は可能で、勝利宣言もできる)。その後、1番と2番のトークンをそれぞれ左どなりに送って次の人の手番となる。手札が8枚以上になる確率を減らしつつ、ゲームのテンポを早められる。
協力ミステリーゲーム第11弾『黒塗りのオークション』3月21日発売
グループSNEは3月21日、協力ミステリーゲーム『黒塗りのオークション』を発売する。ゲームデザイン:河端ジュン一、イラスト:さかいだちひろ、松田ミア、1~4人用、15歳以上、150分、2750円(税込)。
卓上探偵団シリーズ第11弾。作者の河端ジュン一氏はシリーズ中『真紅のアンティーク』『グランドホテルでデュエットを』『顔のないアリス』『夕闇に笑う少女』『魔都を翔ける鷲』を担当している。全員で1つのチーム(探偵団)となり、地図を探索し聞き込みを行い、事件の真相を探る。マーダーミステリーとは違ってプレイヤーの中に犯人はおらず、プレイヤー同士で争う要素もない。推理と謎解きに特化した協力ゲームで、探偵映画のような2時間半を過ごすことができる。
世界最古の歴史を持つワナビーズオークションには、富豪やアーティスト本人たちが集う。だが最終日、目玉作品が真っ黒に塗られた姿で見つかった。その手法は、近年オークショニアたちを悩ませている活動家ランクシーのものに思えるのだが……。富裕層による投資目的での売買を批判するランクシーは、人目を盗んで高級なアートを塗り潰す。しかし、その活動が巷で支持を得はじめると、汚されたアートこそ高値がつき、黒塗りの贋作すら出回る始末。今宵、作品を汚したのは果たしてランクシー本人なのか? だとしたら今どこに?