落ち物アクションゲーム『ドロップイット』日本語版、7月22日発売
ジーピーは7月22日、『ドロップイット(Drop It)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・B.ラッハ&U.ラップ、2~4人用、8歳以上、30分、4500円(税別)。
オリジナルはコスモス社(ドイツ)から2018年に発売された落ち物アクションゲーム。アメリカ卓上ゲーム賞初心者部門推薦。
時計回りに○△□のタイルを中央に落としていき、位置が高いコマと、ボーナスポイントに接したコマの得点を競う。ただし同じ形や同じ色が接すると得点が入らない。狙ったところにうまく落とせるか、角度や早さを調節する手先の器用さが問われる。
しかしタイルはほかのタイルにぶつかって跳ね返ったり、ぶつかった拍子にほかのタイルが動いたりと、狙ったところにうまく落ちるとは限らない。思いがけないタイルの動きを予想して、奇跡的なバランスで高得点を狙おう。
『イッツアワンダフルワールド』『同拡張:戦争か平和か』日本語版、6月25日発売
Engamesは6月25日、文明発展ゲーム『イッツアワンダフルワールド(It’s a Wonderful World)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・F.ゲラール、イラスト・A.ウォルフ、1~5人用、14歳以上、45分、4800円(税別)。
オリジナルはラ・ボワット・ドゥ・ジュ(フランス)がキックスターターを経て2019年に発売した作品。フランス年間ゲーム大賞エキスパート部門と、ゴールデンギーク賞大賞部門・カードゲーム部門にノミネートされた。近未来の5つの帝国が建物を作り資源を活かしてさらに発展していくSF文明発展ゲーム。
ドラフトによるエンジンビルドがシステムのメイン。各プレイヤーに能力の異なる帝国カードを配ってスタート。毎ラウンド、7枚の開発カードをドラフトし、建物にするかリサイクルして資源を得る。さらに建物から資源を得て建物を建設すると生産能力が高まると共に、勝利ポイントを獲得できる。組み合わせによって相乗効果が得られ、発展の方向が変わっていく。
シンプルなルールで、ラウンド中に拡大のチャンスが何回もあり、拡大のコンボ、シナジーを気持ちよく体験できる中量級ゲームだ。
内容物:ゲームボード 1セット、帝国カード 5枚、発展カード 150枚(カードサイズ65mm×100mm)、資源キューブ 170個、人物トークン 80個、ラウンドマーカー 1個、得点計算シート 1枚、日本語説明書 1部
同日、拡張セット『イッツアワンダフルワールド 戦争か平和か(It’s a Wonderful World: Guerre ou Paix)』日本語版も発売された。2500円(税別)。
キャンペーンモードで遊べる拡張セット。ストーリーに沿ってシナリオの特別ルールでゲームを進めていく。各キャンペーンの最後には、新しいカードがアンロックされ、勝敗に応じていろいろな報酬を受け取る。最後のシナリオで勝利することを目指す。コンポーネントは加工しないため、リプレイも可能だ。
・Engames:イッツアワンダフルワールド 日本語版
・Engames:イッツアワンダフルワールド 戦争か平和か 日本語版
(写真は英語版)