アークライト・ゲーム賞2024に『バザールの商人たち』
アークライトはゲームマーケット2024秋にて、アークライト・ゲーム賞2024の受賞作展示を行った発表した。最優秀賞には、交渉ゲーム『バザールの商人たち』が選ばれている。
ゲームマーケット大賞終了後に始まり、今年で5回目となるゲーム賞。過去2回のゲームマーケットで発表された作品の中から、アークライト社が商品化を念頭に評価・発表する。
面白い体験ができる、何度も繰り返し遊びたくなる、人に紹介したくなる、周囲の人が思わず遊びたくなる、普遍性がある、時流に合っているという基準で同社のボードゲーム制作部署のスタッフが選考。最優秀賞作品は、希望すれば同社から商品化される。これまでに製品化された最優秀賞作は『ドキッと!アイス』『ワードスコイ』『ミリメモリー』の3タイトル。
今回の最優秀賞『バザールの商人たち』は、実際に歩き回ってカードを交換し合う交渉ゲームで、移動しない露天商と移動する行商人にわかれ、露天商はマジョリティで、行商人はセットコレクションで得点を競う。ゲームデザイン:パーティ太郎、イラスト:やまざきおさむ、6~7人用、10歳以上、10~15分。現在のところ版元品切れ。
優秀賞・佳作は以下は次の通り。
【アークライト・ゲーム賞2024】
最優秀賞:バザールの商人たち(サイシュピール)
優秀賞:
オドマトペ(スズキモ団)
終わりから始まるクロニクルBOX(ミスボドゲームズ)
カペレ(TUKAPON)
佳作:
三国大風(サザンクロスゲームズ)
宙へ(よぐゲーム)
大行列(モノビーズ)
超五十六ゲーム(東京なかよしデザイン)
埴輪の商人(WY GAMES)
ふつうのゴーアウト(I was game)
偏見プロフィール(ゲーム工房カコムタク)
ぼくのくつしたどこいった(PaixGuild)
モットコイン(四等星)
モリノカエリミチ(アソビツクース)
バッグビルドで温泉街作り『ぬくみ温泉開拓記』新版、11月下旬発売
ホビーベース/イエローサブマリンは11月下旬、『新版 ぬくみ温泉開拓記』を発売する。ゲームデザイン:工藤さん、イラスト:Tonpy、1~4人用、12歳以上、20~60分、4950円(税込)。
ワーカープレイスメントゲーム『ぬくみ温泉繁盛記』の続編として、ゲームマーケット2022秋に発表されたゲームの商業版。突如温泉が湧いた「ぬくみ町」。隣に広がる未開の地を開拓して魅力的な温泉街を作る。
バッグから引いた資源チップで、採掘、伐採、企画会議、料理、金鉱掘り、助人募集、移動、建設から1つずつアクションを行う。アクションによって新しい資源チップがバッグに入り、開拓者がボード上を移動し、そこに建物が配置される。建物は得点や収入をもたらすほか、バッグから引ける資源チップの枚数が増え、できることも増えていく。
資源チップをバッグに戻して次のラウンドへ。5ラウンドで勝利点を競う。毎ラウンドはじめに起こるイベントを活用し、40種類の助人カードやネコ「ぬく丸」による特殊効果・ボーナスをうまく使いこなして、温泉街の開拓に貢献しよう。
内容物:カード(44×63mm)60枚、チップ 120枚、建物タイル 53枚、6面ダイス 1個、開拓者コマ 4色×1体、開拓マーカー 4色×12個、ぬく丸コマ 1体、共通ボード 1枚、個人ボード 4枚、パートナーボード 8枚、ゲームサマリ 4枚、説明書 1部、バッグ 4袋