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「協同問題解決能力」と協力型ボードゲーム

経済協力開発機構(OECD)が2015年に行った学習到達度調査(PISA)の結果が今月発表された。PISAは従来、読解力やリテラシーを調べており、その結果がさまざまなかたちで日本の教育行政に反映されている。今回のテーマは「協同問題解決能力調査」で、みんなで力を合わせて問題を解決できるかのスキルが調査…

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エッセン・シュピールの成長

アナログゲームのイベントとしては世界最大規模の「シュピール(SPIEL)」が、今年も10月にドイツ・エッセンで開催される。 1983年に市内の市民学校を会場に開かれた第1回の規模は出展12団体・来場者5000人。その規模は年々膨れ上がり、35回目を迎える今年は出展1100団体、来場者17万5千人が見…

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ボードゲームカフェ/バーと風営法の「接待」

コスプレ女性店員とゲームやカラオケができる大阪のアニメバーで、風営法違反の疑いで店長が逮捕された。女性店員に客の男子大学生とバーカウンター越しに談笑させるなどした疑いで情報提供を受けた警察署が捜査し、店内や事務所を家宅捜索。店長は「接客をさせないと売り上げが出なかった」と容疑を認めているという。警察…

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日本でボードゲームが広がった10の理由

近年、日本国内でもボードゲームの広がりが顕著である。ゲームマーケットの入場者数が16年間で27.5倍、国内市場が6年間で4.5倍。ボードゲームカフェ・プレイスペースの開店ペースは5年前の4倍で、今年はすでに20軒もオープンしている。「盛り上がっているといっても一部。ブームとはいえない」(すごろくや丸…

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ボードゲームジャーナリスト住職

当サイトの管理人は最近「ボードゲームジャーナリスト」を名乗っている。そして地元の観光局とタイアップしてお寺でボードゲームが遊べる宿泊イベントを計画したことから、新聞・テレビ・ラジオでよく取り上げられるようになった。はじめは新聞社で3社ほどが相次いで記事を掲載。それを見たテレビ局が取材に来た。実に山形…

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やまがたボードゲーム協会のこと

今月12日に管理人の地元で「やまがたボードゲーム協会」という普及団体が発足した。 きっかけとなったのは毎年3000人を集めるフェス「ぼくらの文楽」で昨年、友人らとボードゲームコーナーを担当したこと。子どもたちが夢中になって遊ぶ様子をほかの若いスタッフが見て自分たちも遊びたくなり、ときどき管理人の自宅…

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カルテット藤田篤氏に学ぶボードゲーム初心者への対応技術

ボードゲームポッドキャスト「今夜もアナログゲームナイト」第69回で、愛知県刈谷市で木のおもちゃ屋さんを営む藤田篤氏のインタビューが配信された。藤田さんが絵本やボードゲームによる子育てのノウハウと、自身が代表理事を務める「日本知育玩具協会」の理念と活動について語っている。温和な語り口の中に、「子育ては…

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日本のボードゲーム人口(2)

5年前に、いくつかのアンケート結果から日本のボードゲーム人口をせいぜい15000~30000人と推定した(記事)。昨日の記事の、日本のボードゲーム市場規模が30億~40億円という発表に基づいて現在のボードゲーム人口を試算してみたい。 2014年末に当サイトが実施したアンケートで、当サイトの読者層は年…

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アダルトボードゲームコレクション

エレクト7 エロティックパントマイム オーガズミー オーガズモ 凹凸式神経衰弱 おっぱいつかみ おっぱい神経衰弱 おっぱいおしりサンシャイン オッパイゴー おとなのカルタ カーマスートラ ギフトトラップ・タブー クイーンズブレイド ザ・コロシアム クレイジーワード コードネーム:ディープアンダーカバ…

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ゲームが増えるほど遊べなくなるジレンマ

アメリカのボードゲームサイト”The Daily Worker Placement”(http://dailyworkerplacement.com/)では、大規模なボードゲーム愛好者のアンケートを行い、結果を4回に分けて発表した。2400人が回答し、アメリカ人が半数を超える…