投稿者: おの
アイスクリームタワー(Icecream Tower)
セルフでお願いしまーす おいしそうなアイスクリームを、崩さないように積み上げるバランスゲーム。2009年にエポック社から発売された国産品である。 アイスの種類は定番のバニラやストロベリーから、粒入りのベリーストロベリーやチョコミント、変わったところではバナナミルクやマシュマロチョコなど16種類。プラ…
『砂漠を越えて』日本語版発売
輸入ゲーム販売のホビージャパンは今月、陣取りボードゲーム『砂漠を越えて』日本語版を発売した。アマゾンでは2月13日の発売予定となっているが、ボードウォーク(岡山)やアークライト(東京)が2月5日付で販売を開始している。2〜5人用、15〜45分、10歳以上、4200円。 『砂漠を越えて』(原題Dur…
4匹をボクに(Vier zu mir!)
チラリとしっぽが見えた 前回のレポートはこちら。タイトルの”Vier”は4という意味だが、発音が似ている”Vieh”(家畜)とかけているのかもしれない。1996年のドイツ年間ゲーム大賞でキッズゲーム特別賞受賞作。 カードに指示された動物を、記憶力を頼り…
牛と農夫(Koe zoekt Boer)
牛を幸せに 主人がいなくて悲しがっている牛たちに、快晴の空や新しい主人を見つけてあげて喜ばせ、明るい農場を作るオランダのカードゲーム。エッセンのゲーム屋さんで、神尾さんに「これ面白そうじゃないですか?」と薦めて購入していただいた。 はじめ自分の農場には3枚の牛カードがあり、そのうち2枚は悲しがってい…
飛べ飛べダンボ(Flieg Dumbo flieg)
二手後をプロット ダンボを操縦して、次々変わる目的地にたどり着くことを目指すボードゲーム。1989年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。 ダンボは3枚のタイルが一重ねになっていて、手番には鼻の向きに1〜5マス進む。移動が終わったら一番上のタイルを取り、好きな向きにして一番下へ送る。次の手番には、代…
アンケート:年末年始
Q.32:この年末年始、普段しない人とボードゲームをしましたか?(2010年1月) A.した 91票(61%) B.できなかった 53票(36%) C.あえてしなかった 5票(3%) 年末年始、特にお正月は、日本で最もボードゲームが遊ばれる時期です。スゴロクや福笑いなどを遊んできた伝統があるからでし…
ルールもレビューくらい一般的な言葉で
マックス・ウェーバーの『プロスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の新訳が出た。出版社である日経BP社の編集委員は「学者の翻訳は学問的な正確さを期すが、日本語としてはいかがか。今日の翻訳技術は格段に進歩しています。」新訳には専門領域にも詳しく、複数言語に通じ、なによりも日本語として伝わる翻訳ができる…
ドイツメーカーの改編相次ぐ
ドイツのボードゲームサイト、シュピールボックス・オンラインによると、ツォッホ出版がジンバ・トイズグループに買収され、同社のノリス傘下に入った。また、アミーゴ社とエッガート社が業務提携し、共同販売していくことになった。 ツォッホ出版はミュンヘンのメーカーで『ヴィラ・パレッティ』『ナイアガラ』など豪華コ…
ピラミッドの秘密(Das Geheimnis der Pyramide)
コブラの頭か足か ピラミッドを発掘してお宝を集めるボードゲーム。危険を恐れない度胸と、ちょっとした推理力が試される。1990年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。2000年にG.バースがラベンスバーガーから出した『ピラミッドの秘密』はピラミッドが複数形だが、こちらは単数形のほう。 4×4マスのピラ…
キングダム(Kingdom)
弱くても諦めないで ファンタジー世界を回りながら武器や防具を揃え、魔王を退治する冒険カードゲーム。1月20日に発売された『ゲームリンク』第2号の付録である。前号の付録となった川崎晋氏の『マーチャント・ギルド』と同様、単体で販売されていてもおかしくない完成度の高さである。 今回のデザイナーは『ゲームリ…