テンデイズゲームズは11月中旬、『エクスペディション 世界を巡る冒険(Expeditions: Around the World)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.クラマー、イラスト:Y.ヴァレアニ、2~6人用、8歳以上、30~45分、5830円(税込)。
1996年にクイーンゲームズ(ドイツ)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞候補、ドイツゲーム賞8位を獲得した作品。その後ラベンスバーガーやアミーゴからリメイクされてきたが、この度の日本語版はスーパーミープル(フランス)の2023年半に基づく。
ヨーロッパをスタート地点として3つの探険隊で世界を巡り、カードで指示された目的地に到達することで得点を競うコネクションゲーム。移動はボード上の路線に矢印を置いて行うが、操る探険隊はプレイヤーごとではなく全員共通であるところがポイント。自分の目的地の目前でまったく別方向へ進められてしまうこともあれば、その逆もしかり。
思惑通りにルートが進まないスリルやもどかしさが楽しめる。また目的地は有名な土地や遺跡となっており、美しく描かれたカードには簡単な紹介文もつけられていて世界旅行気分に浸れる。