★ドロップイット(Drop It)
ゲームデザイン・B.ラッフ&U.ラップ、2~4人用、8歳以上、20分、1月発売。
器用さと戦術が試されるファミリーゲーム。時計回りに○△□のタイルを中央に入れていき、位置が高いコマとボーナスポイントに接したコマに得点が入る。ただし同じ形や同じ色が接してはならず、接すると得点が入らない。最後に合計得点を競う。チームでもプレイ可能。
★オバケの落とし穴(Geisterfalle)
ゲームデザイン・G.バース、2~4人用、6歳以上、20分、2月発売。
オバケ警報発令中! オバケ退治に落とし穴を作った。オバケはいたるところから出没し、プレイヤーは穴に落として動かなくすることしか出来ない。各プレイヤーは台と2つのオバケボールをもつ。オバケボールを転がして台の穴に入れればオバケを捕まえたことになる。3つとも捕まえたら「ストップ!」といってラウンド終了。得点計算をして次のラウンドを行う。一番多くオバケを捕まえたプレイヤーが勝利する。
★街コロサッカー(Machi Koro Fußball)
ゲームデザイン・菅沼正夫、2~4人用、8歳以上、30分、3月発売。
ロシアのサッカーW杯にちなんで日本発のゲーム『街コロ』がサッカー版になった。サイコロを振ってカードを建設し、サッカーの世界を作っていく。小さな施設をたくさん作って稼働させるか、それとも大きなプロジェクトを取るか考えなければならない。トレーニング場は作らなければいけないし、スタジアムも……たくさん建設すればするほど、収入も上がる。ほかのプレイヤーの動向もよく見ておこう。屋台やクラブハウスでお金を持っていこうとしているかもしれない。
★ファーストフード・フィア(Fast Food Fear)
ゲームデザイン・D.ドルドーニ、3~6人用、8歳以上、15分、3月発売。
プレイヤーは協力してファーストフード店を経営する。テーブルには注文のあるモンスターカードがやってくる。これを獲得するには、全部の希を制限時間内に満たさなくてはならない。カードを引き、ほかのプレイヤーと交換しよう。そのうち誰か1人が注文を満たす料理を全て集めたら、望みは満たされたことになる。しかし時間に注意して、砂時計を適切なタイミングで逆さにしなければならない。
★サッカーデュエル(Fußball-Duell)
ゲームデザイン・B.ギルバート&M.ダンスタン、2~4人用、8歳以上、30分、3月発売。
サッカー選手はフィールドでそれぞれのポジションを取る。プレイヤーは自分のチームをうまい走りとドリブルとパスでゴールに導く。手番には戦術カードをプレイしてボールを移動させる。上手にカードを投入してゴールの前まで進めたら、シュートカードを出してゴールしたかキーパーに止められたかを決める。上級ルールではファウルとイエローカードのある決闘カードが加わり、よりエキサイティングでサッカーのフィーリングが増す。
★脱出:日記29(EXIT – Das Buch – Tagebuch 29)
ゲームデザイン・D.シャッサパキス、144ページ、3月発売。
ある研究者チームが28週間、謎のプロジェクトに取り組んでいた。そして29週目、何か予期せぬことが起こり全員が消えてしまった。この日記だけが戻ってきた。63の謎をとき、何が起こったかを解き明かそう。謎を解くにはこの本と、ペンと、ネットにつながったスマートフォン・タブレット・コンピュータ、そして勇気と理解力が要る。本であるけれども遠慮せず書き、印をつけ、折り曲げ、重ね、切り、破っていく。ひとりでもチームでもプレイできる。答えはインターネットにキーワードを打ち込んで手に入れる。正解すると次の問題へ。全部の答えがわかったとき、何が起こっているか分かるだろう。リアル脱出ゲームの雰囲気を味わえる。
★メルカド(Mercado)
ゲームデザイン・R.ドーン、2~4人用、10歳以上、30分、3月発売。
市場の日、果物と野菜が毎日の需要に応じて準備されている。しかしときにはお金を面白いことに使いたいもの。高貴な布、エレガントな靴、美しい金杯……でもほかに裕福な仲間たちも、極上の品物で自分の名声を高めようとしている。商人をめぐる争いはすでに過熱してきた。必要なコインを袋に入れている者が品物をもらえる。しかし贋金も流通しており、計画を台無しにしてしまうだろう。
★ロストシティー:アドベンチャー・トゥ・ゴー(Lost Cities – Abenteuer To Go)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2人用、10歳以上、20分、3月発売。
『ロストシティー』のカードをチップに替え、持ち運べるコンパクトなパッケージにした作品。ヒマラヤ、熱帯雨林、砂漠……地球の最奥に至る探検ルートは、チップを出して上手に計画しなければならない。しかし勇気もときには大切。名声をより多く稼いだプレイヤーが勝者となる。
★ウボンゴ・ソロ(Ubongo Solo)
ゲームデザイン・G.ライヒトマン、1人用、8歳以上、3月発売。
ほかのプレイヤーとではなく、ゲームと戦う。546レベルの問題を全て解くことはできるだろうか。最初は簡単なパズルから始まるが、難問が待ち構えている。『トライゴン』や『エクストリーム』などでも用いられた正三角形、正方形、正六角形を組み合わせたタイルが45枚入っており、毎回ルールが変わる。
★脱出ザ・ゲーム:不気味な邸宅(EXIT – Das Spiel – Die unheimliche Villa)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、1~4人用、12歳以上、45~90分、3月発売。
プレイヤーたちはある邸宅に招待された。しかし到着した後、自分たちが恐ろしいゲームに巻き込まれていることを知る。謎を解いて邸宅を脱出するのに時間は多く残っていない。何かを組み合わせて、チームワークと創造力で次々とアイテムを発見し、コードを読み取り、謎を解いていく。そこでは通常でない方法を取らなければならない。用具を折り曲げたり、書き込んだり、破ったりすることもできる。秘密を解き明かしたら、このゲームは2度とプレイできない。上級のリアル脱出ゲームの雰囲気が味わえる。
★ロストシティー・決闘(Lost Cities – Das Duell)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2人用、10歳以上、30分、3月発売。
イラストを一新し、6列目ができるようにリメイク。プレイヤーはカードを置いて地球の最奥へと続く探検ルートを作る。ヒマラヤ、熱帯雨林、砂漠、火山、深海。目的はできるだけ多くの名声をもたらすルートを作ること。特に勇敢な者は、さらに探検の成功に賭けることもできる。しかし盗賊や相手のチームが驚くべき妨害をしてくるのに注意しよう。最後に名声を多く集めたほうが勝つ。
★ロストシティー:ボードゲーム(Lost Cities – Das Brettspiel)
ゲームデザイン・R.クニツィア、2~4人用、10歳以上、30~60分、3月発売。
アメリカで出版された同タイトルの作品のドイツ語版。探検の用意は整った。5つの埋没した都市を発見しよう。プレイヤーは探検感をいろいろな道に送り込む。最後に最も成功して名声を獲得するのは誰か?コマを1歩進めるたびにその色のカードを道に置かなければならない。さらに進めるにはまたカードを出すが、数字は前に出したカード以上でなければならない。最初のマスはマイナスだが、道の最後にあるロストシティーにたどり着いたら大得点となる。途中には自分の得点を挙げたり、早く進めるチャンスもある。カードを引く運と、カードを出す上手さを上手にミックスしてリードしよう。
★脱出ザ・ゲーム:謎の博物館(EXIT – Das Spiel – Das mysteriöse Museum)
ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、1~4人用、12歳以上、45~90分、5月発売。
プレイヤーはサンタマリア号の財宝を見学するため、フローレンスの自然歴史博物館を訪れた。突然信じられない冒険が始まる。博物館の謎を解いて脱出する道を見つけられるか。何かを組み合わせて、チームワークと創造力で次々とアイテムを発見し、コードを読み取り、謎を解いていく。そこでは通常でない方法を取らなければならない。用具を折り曲げたり、書き込んだり、破ったりすることもできる。秘密を解き明かしたら、このゲームは2度とプレイできない。初級のリアル脱出ゲームの雰囲気が味わえる。
★カタン:インカ帝国の勃興(CATAN – Der Aufstieg der Inka)
ゲームデザイン・K.トイバー&B.トイバー、3~4人用、12歳以上、90分、7月発売。
南アメリカの魅力的な文化であるインカ帝国を「開拓」しよう。カタンの基本要素「開拓」「交渉」「建設」がテーマ的に拡張される。魚、コカ、羽根が交渉材料だ。それに基本的なゲームの仕組みとしていろいろな文化の勃興と衰退が加わる。常に新しい状況が生まれ、戦術を合わせる必要がある。はじめて他のプレイヤーの資源産地を占領できるようになり、アンデスのいろいろな文化の興亡を表す。細かな造形のコマと美しいイラストがプレイヤーをインカの時代に誘うだろう。