ホビージャパンは12月下旬、『ゴーストバンパーズ(Ghostbumpers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:I.ブラント&M.ブラント、イラスト:A.ヘラー、3~6人用、9歳以上、20~30分、2200円(税込)。
ディーププリントゲームズ(ドイツ)の今秋の新作カードゲームで、デザインはブラント夫妻が担当した。モンスターたちが遊園地を荒らし回る中、クレイジーなカートで正気を保つというテーマのチキンレース系トリックテイキングゲーム。
はじめに手札を見て何トリックまで取れるかを予想する。基本的にはトリックを取らないほど得点が高い。予想はキャラクターカードを重ね、トリックを取るたびにめくっていき、恐怖カードが出たら脱落するという仕組み。
トリックテイキングはノースートで、同じ数字を複数枚プレイすれば「枚数+カード数値の1/10」の値になる。一番強いカードをプレイした人がキャラクターカードをめくる。誰かが恐怖カードをめくるか、全員の手札がなくなったらラウンド終了で、恐怖カードの下にあるカードが得点になる。予想ピッタリなら得点は2倍。
恐怖カードを山札の一番下に入れておいてめくられたら10点になる「パラノイア」、キャラクターカードを2枚めくらせる「5」カード、予想を変更させる「0/10」カードによって番狂わせも起こる。取りに行くか、はたまた取らせるか、1枚ごとに悩ましいカードゲームだ。

シュピール25でプレイしたゲーム①ゴーストカート(Ghostbumpers / I.&M.Brand / Deep Print Games, 2025)
スートなしで何トリック取れそうかを恐怖カードで予想。トリックを取るたびに自分の恐怖カードをめくり、誰かのギブアップが出たら終了。高得点を取るには1トリックも取らないか、全部取るか pic.twitter.com/sb66T0D8yQ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) October 24, 2025
