アークライトは6月27日、『スチーム・パワー(Steam Power)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ウォレス、イラスト:L.ウォルトン、1~5人用、14歳以上、60分、6600円(税込)。
『蒸気の時代』のウォレスによる比較的軽めの鉄道ゲーム。ウォレス氏の自社ブランドでゲームファウンドを通して昨年発売された(この度の日本語版はスタンダード版)。六角形マップ上に線路を引いて都市をつなぎ、工場から生産された資源を運搬し契約を達成する。
手番には線路タイルを2枚置く、工場を1つ建設する、契約を1つ達成する、契約を2つ取る、銀行から3ドル得るというアクションから2つを行う。契約を達成するには、工場で生産される資源が必要だが、お金を払えば他プレイヤーの工場から得たり、他プレイヤーの鉄道網で運んだりすることもできる。
契約を達成すると収入・勝利点・ボーナスアクションが得られる。誰かが規定の契約を達成したラウンドでゲーム終了となり、所持金、達成した契約、工場、都市による勝利点の合計で勝敗を決める。オートマと対戦するソロルールあり。
内容物:ゲームマット 2枚、契約書カード 48枚、列車コマ 105個、工場コマ 75個、布袋 1枚、資源コマ 120個、線路タイル 100枚、都市タイル 33枚、貨幣 90枚、親マーカー 1個、ルール説明書 1冊(カードサイズ:41×62mm)
(写真はデラックス版)
スチーム・パワー(Steam Power / Wallace /
Wallace Designs+Arclight, 2025)
線路を引き、工場を建て、カードに指示された資源を集めて契約を達成。他人の工場・線路もお金を払えば利用できるが、赤字を嫌って自前調達しようとするためルート&資源争奪戦が激しくなる。程よい重さの鉄道ゲーム pic.twitter.com/sngrpPfee1— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) October 6, 2025