月: 2002年11月
オランダゲーム賞2002にカルタヘナ
11月はじめにアイントホーフェンで開かれたゲーム・スペクタクルにて、2002年オランダゲーム賞が発表されました。この賞はオランダ国内のゲームサークルから選ばれた審査員がノミネートした作品から一般投票で決めるもので、昨年は「操り人形」が受賞しています。(Bordspel) オランダゲーム賞: カルタ…
シド・サクソン逝去
「アクワイア」「キャントストップ」などで知られるアメリカの大デザイナー、シド・サクソン氏が11月6日に亡くなりました。享年82歳。アルツハイマー病を患い、養護施設で最後の数ヶ月を送っていました。 数多くのゲームデザインと、ゲームに関する著作は他社の追随を許さず、アメリカから全世界のゲームシーンに…
エッセンの評価:中小メーカーが大善戦
毎年恒例のフェアプレイ誌によるエッセン国際ゲーム祭のゲームスカウトが行われ、速報が掲載されています。この催しは、会場で来場者にアンケートを行い、出たばかりの新作の評判を問うものです。今年はラベンスバーガー、コスモス、ハンスイムグリュック、アミーゴ、ツォッホといった常連の評価が軒並み低く、代わって小…
AGマガジン2号、バンプレス9号発売
非電源系ゲームの定期刊で注目されるエンターブレインのAG(アクティブゲーム)マガジンの第2号が10月末に発売されました。TRPG、TCG主体の構成ですが、前回の「カタン」に引き続き、オフィス新大陸によるフルカラーゲーム紹介「プエルトリコ」が付いています。 恒例のチャート式ゲーム図解で今年の最注目…
古代ローマの新ゲーム、日本語ルール出版
実録:食卓遊戯密着大本営発表廿四時によると、アベカエサルと並んで国内のオークションで高値取引されているクニツィアのゲーム集「古代ローマの新ゲーム(Neue Spiele im alten Rom/R.Knizia/Piatnik)」のルールブックを200部限定で翻訳出版することが決まりました。同サ…
国際ゲーム祭シュピール2002体験記
1.エッセンまで エッセン・国際ゲーム祭。世界中から15万人のゲーム愛好者が集まる年1回のフェスティバルだ。エッセンはドイツ北西部、デュッセルドルフの近くにある。成田空港からフランクフルトまで12時間のフライト、飛行機を乗り継いで1時間足らずでデュッセルドルフ、そこから電車で30分というのがスタンダ…
ドイツゲームのオンライン対戦が可能に
インターネットコンテンツ制作会社のプロハウスは、プレステ用ソフトを開発しているディースリー・パブリッシャーなどと共同でドイツゲーム(「ユーロスタイルゲーム」)がオンラインで遊べるサイトを発表しました。 月会費300円で現在のところ「ガイスター」「ダミー」「トスカナ」の3タイトル。対戦相手がいない…