自宅ゲーム会020203

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自宅ゲーム会02/02/03

速報:3月21日のゲームマーケットで,IGAの康さんが同人誌を販売することにしました.内容は予定ですがこんな感じです.
・ゲームレビュー…新作を中心にあらまし,コンポーネント,特徴,攻略法,感想を紹介
・都内主要ゲームショップめぐり―やじきた道中
・地図で見るドイツゲーム紀行
・ゲームの収納はこうしろ!実践編
・ゲームを楽しむための便利グッズ紹介
・ゲーム理論に学ぶゲーム
・クロスワードパズル
・宣伝―Y-Games
・付録―ゴッド,王と枢機卿カードゲーム自作品(作者了承済)
詳細はまた後で当サイトにてお知らせします.という訳で,今回はゲームマーケットに向けたゲーム会になりました.参加者は先週に引き続き毎度ご苦労様のN君,Yさん,Kさん,私.

農夫の一年ビッグディールウルランドヘキセンレンネンエボカタンの魔術師

農夫の一年(Eine Jahreslauf der Bauern/Y.Yonede/Y-Games, 2002)

 野菜を育てて出荷するゲーム.ゲームマーケットで発売予定のゲームのプロトタイプ.競りと交換で野菜を集めたら,自分の畑に植えます.植えられた野菜は何ヶ月か後に収穫され,点数になります.成長促進剤や有機農業でアドバンテージをとりながら,優秀な農夫を目指しまします.
 相変らずの引きの強さでKさんが1位.
「前回の反省を受けて、カードがもう少し回るようにしたところ、いい感じになった。おかげで12ラウンドでもかなりポイントができるようになったので、タイトルどおり農夫の1年を描いたゲームになる。」

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ビッグディール(Big Deal/G.Zuckerman etc./Amigo2000)

 企業を興してお金を儲けるゲーム.企業は手札からカードを出し,それに必要なリソースを揃えて興します.そこで入った儲けをもとに,企業を大きくしたり,次の企業を興したりします.ところがカードがある枚数めくられてゲームが終了すると,手元の企業は二束三文にしかなりません.そのためタイミングをみはからって企業を売却することが必要になります.また,ゲーム中に乗っ取りがあるのでそれに対抗するために現金はある程度確保しておかなければならず,また搾取があるので,企業を大きくしすぎたり,リソースを余らせたりしないようにするという,バランスの取れた経営が必要です.
 紙幣を使う経済ゲームが苦手な私ですが意外に楽しめました.特に最後どこでゲームが終わるか分からない中であわただしく株を売買するところ(夜逃げ前って感じ)は,とてもエキサイティングでした.一か八か企業を売らずに我慢して1周,この差で2位浮上.もっともバランスのよい経営をしていたと思われる総務のN君は,搾取するカードが来なくて同点2位.1位は搾取しまくったKさんでした.
「初めてちゃんとしたルールでプレイ。システムは要素がしっかり絡み合っていて美しいが、カードがうまく回らず膠着状態になった。そうこうする内に残り3枚だったゲームオーバーカードの内2枚が連続して出てあっという間に撤収モードになった。何枚かのカードをあらかじめ場にさらして山から引くか、場から引くかの選択ができるようにすると良いかも。」

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ウルランド(Urland/D. Mattheus & F. Nestel/Doris&Frank,2001)

 恐竜を進化させ繁殖させるゲーム.詳しくはこちら
 2回目であったにも関わらず,またルールを間違えました.今回は遺伝子の競りが実際には3回しかないのに,マスを通る度にやってしまったこと.前半で遺伝子が出終わり,むちゃくちゃな展開になるところでした.中断して仕切りなおし.これはもう注意点を紙にまとめないと,まともにプレイできません.覚えることが多すぎます.
 今回は私が遺伝子競りで熱くなりすぎて,ボード上に恐竜が1匹もいなくなるという事態に.「卵」で1匹ずつ陸地に産めるのですが,増え方が甘くて役に立ちませんでした.勝者は「筋肉」で同数決戦を制したN君.この遺伝子しかもっていなかったのですが,強い.ちなみに「同化」は3~4人だとあまり使えないように思われました.「筋肉」強い!
「エッセンで話題となったゲームを初プレイ。どうもシステムが絡み合っていない感じ。後からああすればとか思う事はあるのだが、初めてだときつい感じがする。小手先の戦法は通用しない。もやがかかったような手がかりの中ガツンガツンという手をうたなければいけないというプレイ感。そういう意味では太古の状況を現しているといえないこともない。しかし面白くないわけでもないという不思議なゲーム。今回ではまだ結論は下せません。」

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ヘキセンレンネン(Hexenrennen/W.Panning/Queen,2000)

 魔女のすごろく.詳しくはこちら
 今回は1人だけ独走させて紋章を開き,後の2人をその紋章に沿って一気に進めるという作戦で行きました.サイコロに恵まれず,他の人の紋章に入ったりしてほとんど「振り出しにもどる」状態があり,3位に終わりました.1位はKさん.自分のマークに敵が入ってきたときに何を出すかが結構悩みどころです.
「このゲーム好きです。4人でやりましたが、3人の方が軽快でいいです。」

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エボ(Evo/F. Keayarts/Eurogames, 2000)

 再び恐竜の進化ゲーム.遺伝子を獲得しながら,気候変動の過酷な環境を生き抜きます.気候変動はサイコロで決まります.気候が暖かくなると海辺は灼熱地帯になり,誰も住めません.逆に寒くなれば中央の高山が極寒地帯となって,これもまた誰も住めません.恐竜たちは,住める環境を求めて島をさまよいます.
 遺伝子には少し寒くても生き残れる毛皮,少し熱くても生き残れるパラソル,繁殖を高める卵,攻撃して他の恐竜を倒す牙,先制して移動できるしっぽ,移動数を上げる足,遺伝子獲得が楽になる細胞があります.これらは競りで獲得しますが,競りに使うのは自分の勝利ポイントであるため,使いすぎると勝てません.
 その他にイベントカードを出して特殊効果を発揮することもできますので,他の恐竜の位置関係を把握しながら,使いどころを見定めます.ゲームの最後は,隕石が衝突して恐竜全滅のうちに終わります.シュール.その時点でもっとも勝利ポイントの高いプレイヤーが勝ちです.
 Yさんがバランスよく地道に育てて1位.私はウルランドの反省から競りで熱くならずに余りもので何とかやっていく作戦で2位(最後にイベントカードを読み間違えて大量死).自分の恐竜に遺伝子を増やしてカスタマイズしていくところがとても面白いです(下写真).同じテーマとしてはウルランドよりもプレイアビリティーが高いと思いました.
「同じく太古もの。今回は足を中心に強化する作戦。割と効果的かも。他のどれとも相性がいいのでやはり足中心作戦がいいのではないかと思う。今回はイベントカードを誰も使わなかった(使えなかった)り、最初の終了ゾーンで終了したりしたので地味な展開でした。」


1位:バランスの取れたYさん
2位:余りもので凶暴になった私
3位:2つずつのKさん
4位:毛皮だらけのN君

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カタンの魔術師(Die Magier von Catan/Y. Yonede/Y-Games2002)

 ゲームマーケットで発売予定の「カタンの開拓者」ヴァリアント.プレイヤーは魔術師となって魔法を身につけたり,番人と戦って財宝を集めたりします.開拓地は「魔法陣」,都市は「魔法の塔」,街道は「魔術師のHP(体力)」,資源カードは「魔術師のMP(マナ・魔法力)」になります.手番には通常の建設のほか,MPを使って魔術師の移動,騎士の召還,HPの回復,敵の魔術師の攻撃,地力向上ができます.
 はじめは「魔法陣」「魔法の塔」を建設してMPを高め,上級魔法を取得します.これによってMPが増やしたら,財宝を取りに行きます.番人を倒して財宝を取れば,勝利ポイントになり,また特殊能力もつきます.10勝利ポイントで勝利.
 番人は4枚のMPカードを持っており,中身は戦ってみるまで分かりません.番人と同じMPカードを持っていれば倒すことができます.従って財宝をとるときはある程度賭けになります.これがとてもエキサイティングです.資源に恵まれなければ別の勝つ方法があるところなどは,カタンの開拓者から改良されていると感じました.これだけ魔法使いの世界観を描き出したYさんにはほんと,脱帽です.
 ゲームは手堅く上級魔法を次々と取得したN君が財宝をとらないまま勝利.私は財宝チャレンジに2度も敗れてぼろぼろでした.
「リファレンスを用意するのを忘れて、ちょっと手間取りましたが、中盤以降なれてもらえました。微調整でOKな感じでした。」


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