ニュルンベルク’19:アミーゴ

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ニュルンベルク玩具メッセが1月30日から5日間に渡って行われる。ドイツ市場では、エッセン・シュピールと共にボードゲームの新作が発表される二大イベントとなっている。ここで発表される予定の新作を、出版社別に紹介しよう。はじめはいつも情報が早いアミーゴから。
ニムト25周年記念版(6 nimmt! – 25 Jahre)
ゲームデザイン・W.クラマー、イラスト・F.フォーヴィンケル、2~10人用、8歳以上、45分。
6枚目になった人がカードを引き取るロングセラーのカードゲームの記念版。スペシャルカード28枚が付属し、各自が3枚もつ選択ルールができる(8人プレイまで)。場にカードを置く時にスペシャルカードを出して、「5列目を作る」「7枚目が取る」「間に入れる」「出し直す」「ほかの列に移す」「列を止める」「失点が得点」といった緊急回避ができる。


ラマ(LAMA)
ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・R.ゾマーカンプ&B.シュペルガー、2~6人用、8歳以上、20分。
場にカードを出していって早くなくすゲーム。1~6の数字カードとラマカードがあり、場にカードを1枚置き、手札6枚で始める。自分の番には場の数字と同じか、1つ多いカードを出すことができる。ラマカードは最高の6に出すことができ、ラマカードには1のカードが出せる。カードを出す代わりに、山札から1枚引くか、ラウンドから抜けることができる。誰かが手札を使い切るか、全員抜けたらラウンド終了となり、残った手札が失点となる。ただし同じ数字のカードを複数持っていても失点は1回だけ。誰かが-40点になったラウンドでゲームが終了し、失点の少ない人が勝つ。


ハイエキサイティング(Hochspannung)
ゲームデザイン・M.ヒロン、イラスト・A.シュテファン、2~8人用、10歳以上、20分。
場に出された九九に、手札からカードを出して答える。例えば「6×2」という場札だったら、「1」と「2」のカードをすばやく出す。出されたカードにはまた別の九九がついており、その答えとなるカードを出していく。こうして手札を早くなくしたプレイヤーが勝つ。


お邪魔者:ザ・ロスト・マインズ(Saboteur – The Lost Mines)
ゲームデザイン・F.モイヤーソン、イラスト・A.ユング、3~9人用、10歳以上、45分。
古い森の奥にある忘れられた鉱山を目指して、ドワーフたちが道を切り開いていくボードゲーム。2チームに分かれて対戦するが、それぞれのチームにお邪魔者が紛れ込んでいる。
手番には道カードか、アクションカード(障害物を除去したり、トロルなどの障害物を置いたり、ほかのプレイヤーのキャラクターを確認したりできる)をプレイした後、自分のトロルコマを3マスまで移動できる。4ヶ所ある鉱山のいずれかにたどり着いたら、宝カードを1枚獲得。中にはドラゴンが守っている場合があり、それを取ると失点になってしまう。
手札も山札もなくなるか、宝が全て取られたらラウンド終了で、チームごとにお宝ポイントを分け合うが、お邪魔者がいると横取りされる。また自己中ドワーフは独り占めする。2ラウンド合計でお宝ポイントの多いプレイヤーが勝利する。


カラスのくつした:アルファベットさがし(Rabe Socke – Buchstabensuche)
ゲームデザイン・R.シュタウペ、イラスト・フィオーレ、2~5人用、6歳以上、15分。
場札からイラストのカードと、そのイラストを表すドイツ語の最初の一文字でペアを作るゲーム。


カラスのくつした:かずあて(Rabe Socke – Zahlenraten)
ゲームデザイン・R.シュタウペ、イラスト・フィオーレ、2~5人用、6歳以上、15分。
1~50の数字から1つを決め、どの数字かを当てるゲーム。外れるとその数字の場札がめくられ、「その数字は28~48の間ですか」などといったヒントが出される。


魔女、動物……誰がいない?(Hexe, Tier … wer fehlt denn hier?)
ゲームデザイン・H.シャフィール、イラスト・M.ツロッヒン、2~4人用、4歳以上、10分。
ダイスを振って自分前にあるカードをめくり、そのキャラクターならば表にしておける。全部の前にあるカードを先にめくれたらラウンド終了で、ほかのプレイヤーのまだ表になっていないカードだけ得点。3ラウンドの合計得点が最も多いプレイヤーが勝利する。

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