先日「スンダ~サフル」を贈ってくれたオーストラリア人のデザイナー、ドン・ボーン氏の友人デイヴィッドさんが英語教師として来日した。宇都宮近くでサークルがないか聞かれたので「れいんぼう」を紹介したが、まだ日本語は練習中ということでそのままにしておくのは不安がよぎる。ちょうど山形に帰る日だったので、東北新幹線を途中下車して小山へ。れいんぼうは初参加である。
12人ほどの参加人数で和気あいあい。東北に近いせいか、YBGCに雰囲気が似ている。親近感をおぼえつつ、リラックスして遊ぶことができた。
仕事が終わってからいらっしゃったデヴィッドさんのリュックサックには、カルカソンヌと羊牧場が。「う~ん、ドイツのパッケージでオーストラリアでも売っているんだなあ」と思いきや、中から出てきたのはメビウス訳。メビウスとイエサブで買ったということだった。
しかし拡張1と2がしっかり入っているのはさすが。
1・2・3ならべ(Line 1, 2, and 3/J.Sekiba/Hirameki Koubou)
1,2,3のコマを順番に並べなければいけない三目並べ。公式ページはこちら。ゲームマーケットでおなじみ「ネオンサイン」のヒラメキ工房の作品です。
先手後手を決めて、1番のコマから置いていきます。配置が終わったら、1番のコマから隣接するマスに移動します。隣接するマスがなければ空いているマスにジャンプできます。「1-2-3」というラインを縦横斜めに先に作ったほうが勝ち。
今回は作者もいらっしゃってトーナメント大会。途中参加しました。制限時間内に多く勝った方がよいというルールで、合計10ゲームほどやりました。先の先を読むゲームは私の苦手な分野で、頭がとろけそうになりましたが、だんだん感覚がつかめてきます。惨敗かと思いましたが意外と善戦しました。
ソロバンの目を模したというゲーム盤は、作りが非常に細かくて感心しました。ハンズに売っていてもおかしくない出来具合です。
カルカソンヌ(Carcassonne/K-J.Wrede/Hans im Gluck)
タイルは拡張1,2も全て入れて使用し、拡張ルールは1から修道院(都市パワーアップ)、宿(道パワーアップ)、ビッグマン(2人分)と2から建築家(2枚引き)のみ。この組み合わせはカルカソンヌのオリジナルの軽快さを損なうことなく、よりエキサイティングにしていて面白かったです。
Good job!(相手のルートを封じたとき)、Oh God!(すみません仏教徒です)などの英語掛け声が飛び交っていました。Brettspielweltで慣らしているらしいデヴィッドさんは、よい手をほかのプレイヤーにも教えてあげて、自分は4位。いい人ですね。