ふるりん本舗は10月7日、『デルタ(Delta)』の日本語を含む多言語版を発売する。ゲームデザイン:F.クーデル、イラスト:N.レーン、2~4人用、12歳以上、90~120分、9900円(税込)。
『ポンコツロボット大乱闘』の作者がデザインし、ゲームブルワー社(ベルギー)がキックスターターを経て2023年に発売した作品。スチームパンク世界が舞台で、「永続的蒸気機関(PSE)」の動力源になるクリスタルについての情報を集めるためにデルタ地帯を冒険する。
ラウンドのはじめに手番順とボーナスをドラフトした後、順番にキャラクターカードを作業場・デルタ地帯・図書館のいずれかにプレイし、資源を獲得してアクションを行う。仕事場では発明とスポンサー獲得、デルタでは探索、図書館では機械生物の研究や科学論文の発行ができ、キャラクターによってアクションの得意分野がある。プレイしたキャラクターの指導力が大きい順にカードを補充してラウンド終了。6ラウンドで達成したミッションカードや科学論文、集めた動物の知識などによる勝利点の合計で勝敗を競う。
亀、フラミンゴ、牡牛、ウマなど、さまざまな機械生物は探検で活躍し、特定の資源やボーナスを集めることができる。蒸気で動く機械やユニークな技術に焦点を当てた、活気あふれるスチームパンクの世界に浸れるリソースマネージメント&セットコレクションゲームだ。
(写真はキックスターター版)