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『コンコルディア・ヴィーナス』日本語版、12月28日発売

ニューゲームズオーダーは12月28日、古代ローマ帝国を舞台にしたデッキ構築ゲームの拡張『コンコルディア・ヴィーナス(Concordia Venus)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・M.ゲルツ、イラスト・M.ハーレンバッハ&D.マイヤー、2~6人用、12歳以上、60~120分、6000円(税別)。プレイするためには『コンコルディア』本体が必要。
オリジナルはPD出版(ドイツ)から2018年に発売された。大型拡張としては『サルサ(2015年)』以来となる。新しいマップ「イオニア」「ヘラス」と、新しい人物カードによって新しい戦略が楽しめるだけでなく、ペア2~3組によるチーム戦でもプレイできる。
タイトルにもなっているヴィーナスは愛の女神。チーム戦の場合、パートナーと向かい合って座り、プレイヤーがカードを出してアクションを行った直後、パートナーもカードを出さずにそのカードのアクションを行う。
またゲーム終了時、ヴィーナスの人物カードをもっていると、個人戦の場合、自分の家が2個以上置いてある属州1つにつき2勝利点、チーム戦の場合、各属州にチームの2人両方が1個以上家を置いていると1勝利点1を獲得する。勝利を収めるにはペアのチームワークが試される。
また、白のプレイヤーコマが1セット入っており、本体やほかの拡張も6人プレイが実現する。
ニューゲームズオーダー:コンコルディア・ヴィーナス
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ボードゲーム消費金額2019、平均は16万7千円

当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2019」の結果を発表します。回答者は103名でした。ご協力ありがとうございます。
今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は167,486円。昨年の平均額227,245円から約6万円下がりました。中央値は105,000円と昨年の130,000円から25,000円の減。最低額は160円、最高額は90万円でした。100万円超の方は今年いらっしゃいませんでした。回答者の分布はグラフの通りです。
新作リリース数が増える中、購入数が減るのは「選択肢過多効果(選択肢が多すぎて選択意欲が削がれる)」がはたらいているとも考えられます。また近年、『テラフォーミング・マーズ』『アグリコラ』『サイズ-大鎌戦役-』など時間のかかるゲーマーズゲームの傑作が定番化し、限られた時間の中で何度も遊びたいので新作に手が出ないという事情もあるのかもしれません。
2020年もたくさんの面白そうなボードゲームがリリースされそうです。新作と定番のバランスをうまくとって、プレイ環境に合わせたボードゲーム購入ができたらいいですね。