残ったチーズを計算して取る『どたばたチーズ!』11月7日発売

『ロスト・シーズ』のデザイナーコンビによって2023年にイエロ社(フランス)から発売された作品を、別府さい氏のアートワークでリメイク。振られたダイスの出目を瞬時に計算し、必要な数のチーズコマを早く取る。
「チーズ」「ネズミ」「ネコ」の目があるダイスを一斉に振る。各プレイヤーは頭の中で「ネコ」の数だけネズミを減らし、残った「ネズミ」の数だけチーズを減らして、その数字カードにチーズコマを置く。数を間違えたり、チーズコマが取れなかったりするとライフが減り、0になったプレイヤーから脱落。最後まで残ったプレイヤーの勝利となる。
上級ルールではダイスを増やし、絶対にチーズを1つ減らす「キングネズミ」、ネコを追い払う「イヌ」、イヌ・ネコ・ネズミをすべて追い払う「店主」を加えて難易度を上げることもできる。
走り書きされた薬を探す『ドクタースクリブル』日本語版、11月14日発売
『ダイブ』『アウチ!』などの作者がデザインし、スタジオH(フランス)から今春発売された作品。時間のないドクターが走り書きした処方箋から薬を探すリアルタイム協力ゲームだ。
今回の患者が登場し、必要な薬の種類と体力が示される。ドクター役のプレイヤーはその薬カードを受け取り、制限時間内に薬の名前をメモに書き写す。他プレイヤーは薬剤師役で、そのメモを見て制限時間内に指定の文字列の薬を探し、組み合わせる。正解すれば体力が回復し、3ラウンドで体力回復すれば治療成功となる。
薬の名前はアルファベットで長く、書き写す時間も探す時間も限られている。読めない字を教えてもらう電話トークンと、間違っている薬を指摘できる間違いトークンを活用して正解を目指そう。治療に成功すれば、難易度の高い患者が待っている。