CMONから今秋発売予定のクトゥルフ神話ボードゲーム。探索者、カルト信者、裏切り者の陣営に分かれ、正体を隠してそれぞれの目標を達成する。デザインはウォレスとチャンスで、『ホームズ vs クトゥルフ 翠色の習作(2013)』を『クトゥルフ~死もまた死すべし~(2019)』の世界観に合わせて大幅リメイクした。
はじめは全員共通の10枚の初期カードでゲームを始め、新たな支援カードを獲得してデッキを強化する。また開始時にメインエージェントを選び、ゲーム中にサブエージェントを雇用することで、次元門を開閉したり、他プレイヤーのエージェントを暗殺したりできる。ただしエージェントも正気や肉体を蝕まれ、不死者(レヴェナント)となる可能性がある。
デッキに入らず、強力な永続効果をもたらす神話カードは、大きな恩恵と引き換えに正気を削り、古のものの出現と破滅を導くかもしれない。いずれの陣営でも異界の存在と接触する行動を取れば正気を脅かされ、「正気判定」として袋から正気/狂気トークンを引く。探索者と裏切り者は狂気トークンを3つ引くと正気を失ってゲーム終了となる。
1人用ルールでは探索者として、国家の転覆をもくろむ古のもの(クトゥルフ、ハスター、ヨグ=ソトース、ニャルラトホテプ、黒山羊、ダゴン)のいずれかと対峙する。それぞれ異なる特徴と勝利条件を持ち、2人のカルト信者を操ってプレイヤーに挑んでくる古のものに対し、正気を保ち、勝利点を獲得しきらなければならない。
内容物:ゲームボード 1枚、トラックボード 1枚、プレイヤーボード 5枚、陣営カード 6枚、支援カード 123枚、神話カード 24枚、ソロゲームカード 16枚、プレイヤーエイド 5枚、影響力キューブ 95個、正気判定袋 1つ、トークンスタンド 30台、エージェントトークン 27個、クトゥルフトークン 1個、その他トークン類 105個