クニツィアの2人用『ロストシティ:オリジナル』『〃:タイルゲーム』日本語版、8月29日発売

グループSNEは8月29日、『ロストシティ:オリジナル(Lost Cities/遺忘之城)』『ロストシティ:タイルゲーム(Lost Cities: To Go/遺忘之城対決)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:D.ローハウゼン、それぞれ2人用、10歳以上、30分、3520円(税込)/2人用、8歳以上、20分、3520円(税込)。

「オリジナル」のほうはコスモス社(ドイツ)から1999年に発売された2人用カードゲームで、国際ボードゲーム賞(2人用ストラテジー部門)大賞、アラカルトカードゲーム賞4位入賞などを受賞し、ロングセラーになっている作品。コスモス版に基づいて2015年に日本語版が発売されている。今回の日本語版は遊戯大陸版(中国)に基づく。

5つ(5色)の目的地に2~10の数字カードを「どんどん数字が大きくなるように」並べていく。1枚でもカードを置いたならその探検を「始めた」ことになり、最終的にコスト(-20点)を支払った後、数字合計が得点になる。カードの補充は捨て山から取ってくることもできるので、要らないカードを不用意に捨てると、相手プレイヤーに有利になってしまう。

旧版からイラストがローハウゼンに変わり、「赤を先に3枚並べる」「3枚の続き数字を先に並べる」など11種類の目的を競い合う「拡張:マイルストーン」が同梱されている。

「タイルゲーム」は2~4人用の『ケルトタイル』(日本語版は『ファイブシーズンズ』)を2人専用にリメイクして、コスモス社から2018年に発売されていたもの。こちらも日本語版は今年発売された遊戯大陸版(中国)に基づく。手札はなく、裏向きになったタイルから1枚めくり、取って自分の前に並べるか、表向きのまま場に残すか、「ログブック」にいったんキープする。表向きになったタイルを取ってもよい。得点方法は「オリジナル」と同じで、多く並べるほど得点が高くなるが少ないと失点になってしまう。

「オリジナル」にはないルールとして、連続で配置できる「コンパス」と、表向きになったタイルを1枚捨てることができる「嵐」のアイコンが追加されている。

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