ポーランドの『コレイカ』、ロシアで発売禁止に
ロシアの政府機関が今月、「共産主義者のモノポリー」と呼ばれる、ポーランドのボードゲーム『コレイカ(行列)』を、反共産主義を広める内容があるとしてロシアでの販売を禁止したことが明らかになった。
『コレイカ(行列)』はポーランド政府機関が制作したボードゲームで、共産党政権下のポーランドの退屈な日々を追体験できる。ショッピングリストに記載された商品を全て買い揃えることが目的だが、お店には何もなく、辛抱強く待たなければならない。2011年に発売され、発売から1年半で2万セットを販売。ポーランド年間ゲーム大賞も受賞している。日本語を含む多言語版が発売されており、日本ではテンデイズゲームズが取り扱っていた。
・TGiWレビュー:行列(Kolejka)
ロシアでは2015年に”Queue”というタイトルで発売されたが、数か月後に消費者保護庁から、ゲームの歴史的部分を変更しなければ販売を禁止すると通告。ポーランド共産主義時代の犯罪・抑圧政策を調査する国家記銘院(Instytut Pamięci Narodowej)がこれを拒否したため、ロシアで販売できないことになった。
国家記銘院・教育担当者はポーランドのラジオ放送で、「ロシアがソビエト連邦の歴史を自国のものとと捉えるとき、全体主義体制としてのソビエト連邦の批判を現在のロシアの批判と捉えるロシア人も出てくる」と語った。
・Quartz:Russia banned a Polish board game that simulates Communist-era shopping
„Kolejka” zakazana w Rosji jako… antyradziecka Na początku było pięknie. W listopadzie zeszłego roku na rynek trafiła…
激ムズ神経衰弱『渡る世間はナベばかり』4月27日発売
渡「辺」、渡「邊」、渡「邉」、「なべ」の異体字24種を神経衰弱にした、悶絶必至の神経衰弱ゲームだ。作者である中村誠氏のツイッターでの紹介が12,000リツイートを超え、ネットはもとより、日テレ『スッキリ!!』や雑誌『日経MJ』など各種メディアでも取り上げられた、注目インディーズゲームが早速パッケージ版となる。
タイトルにある「渡る世間はナベばかり」のほか、「スピードナベばかり」「ナベカルタ」「おひとりさまでお待ちの渡ナベ様」と、合計4つの遊び方を収録。神経衰弱が難しすぎるときは、こちらで楽しむこともできる。
ナベ知識カードで「渡ナベ」にまつわる豆知識が得られるほか、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のルールが付属しており、外国の方とも遊べる親切仕様となっている。
世界初のナベさんゲーム「渡る世間はナベばかり」(通称、渡ナベ)。ほとんどの人の予想通りだとは思いますが、遊び方はこちらになります。ご確認ください。#ゲムマ pic.twitter.com/Q2xxybodyc
— まこ (@macogame) 2016年1月23日