カテゴリー: エッセイ
枯山水のボードゲーム4タイトル
朝日新聞で紹介されたことを受けて、ボードゲーム『枯山水』の情報を求めてアクセスされる方が増えているようだ。しかし、枯山水をテーマにしたボードゲームはいくつかあるため、聞いていたのと違うものを参照しているかもしれない。 枯山水・日本庭園をテーマにしたボードゲームは、今話題急騰中の『枯山水』のほかに、日…
Amazonの星1レビューが面白い
ポッドキャスト「枯れ井戸雑記:雑記-02:Amazonレビューをエンターテインメントとして楽しもう!」を聴いた。パーソナリティのナヴェさんは、Amazonレビューウォッチャーで、評価が「★☆☆☆☆」(最低)のレビューが面白いという。星1を付けて酷評することで一部に有名なレビュアー「星1徹」さんを紹介…
エンタテインメント・ゲーム情報学
朝日新聞の2月20日朝刊にて、北陸先端科学技術大学院大学の池田心准教授による「ヒトを「快勝」させる電脳」という記事が掲載された。「エンタテインメント・ゲーム情報学」という研究分野で、適度な手加減で気持ちよく勝たせてくれるコンピュータの開発をしているという。これまでの強いコンピュータの開発からの大きな…
年末のゲーム棚整理
家の大掃除、どこからするかといえばゲーム棚である。ここがきれいに片付いていると、ほかのところも掃除する気が湧いてくる。ということで早めに着手。 整理のポイントは、大箱の手前に小箱が置かれている状態をなくすことである。視認性を損ない、アクセスが悪くならないように、小箱は別の場所にまとめる。これをするだ…
家族との思い出にボードゲーム
映画『想いのこし』を見てきた。交通事故で亡くなった4人が、それぞれの「想いのこし」を叶えてもらわないと成仏できないというストーリー。教会で結婚式を挙げたかった、野球部のマネージャーとして試合を見届けたかった、引退した消防士として誇りある仕事をやり遂げたかった……4人が1人ずつ…
「エッセンシュピール」は和製独語?
毎年10月にドイツ・エッセンで行われ、15万人の愛好者が訪れるイベントがまもなく始まる。日本では「エッセンシュピール」という呼び方で定着した感がある。「エッセン国際ボードゲーム祭」などと呼ばれていたこともあったが、『メビウスママのエッセンシュピールガイド』で決定的なものとなった。 この本の校正で「エ…
戒名じろう
サイ企画のオリジナルもんじろうで製作してもらったサイコロである。雲、月、清、照、心など、戒名でよく用いられる漢字を144文字ピックアップ。24個のサイコロにしたためた。このような解説文を付けている。 戒名は死後、お坊さんにつけてもらうものだと思っている方が多いようですが、本来は生前に頂くものです。過…
ブラフゲームの愉しみ(2)
実生活でタブーとなっている嘘を取り入れたボードゲーム・カードゲームは枚挙に暇がない。嘘をついて、相手を騙さないと勝てないゲームはタブー破りの開放感をもたらす。実生活も騙し合いだという気の休まらない生活をしている人を除き、非日常的な経験はストレス解消やリフレッシュになるだろう。 4年前のエイプリルフー…
引っ越し先でボードゲーム仲間を見つける
明日から新年度。就職、就学、転勤などで引っ越して、これまでのボードゲーム仲間と遊べなくなる方もいるだろう。ボードゲームは仲間がいなければできない趣味だが、そこで中断してしまうのはあまりにもったいない。ぜひ、新天地でも、ボードゲーム環境を築いて遊び続けてほしい。 一番手っ取り早いのは、ボードゲームサー…
レビュアーの評価
中村誠さんがツイートで、ボードゲームの目利きをもっと評価しようと述べている。 これだけ沢山ボードゲームが発売されるということは素晴らしいことなんだけど(特に同人を含めた国産)、反面危うい状況でもあって、あまりにも沢山ありすぎて、1つ1つが評価されない、いい作品が埋もれてしまうという危惧がある。まず必…