ドラフトで庭園づくり『フローリッシュ:咲き誇る花園』日本語版、9月下旬発売
ドラフトで色とりどりの花や樹木、小道や鳥の巣などのカードを集め、庭園を作るカードゲーム。ゲームデザインは『エバーデール』のウィルソンで、スターリングゲームズ(アメリカ)がキックスターターを経て製品化した。
各プレイヤーは6枚の手札から、自分の庭に出すカード1枚と両隣のプレイヤーに渡すカード2枚を選ぶ。こうして3枚のカードを自分の庭に並べたら得点計算。カードに付いている花や樹木などのアイコンのセットやマジョリティーで得点となる。これを4ラウンド行い、得点計算を行ったらゲーム終了となる。カードは累積し、最後は12枚のカードでの勝負となる。
対戦プレイモードと協力プレイモードがあり、ソロルールもあり。さらに日本語版には拡張セット「友人」と「装飾建造物」を同梱し、新たな得点源が増え、選択が広がる。
お互い高得点を封じつつ、相手の選択を読んで自分のカードを選ぶインタラクションはドラフトならではの楽しさ。美しいアートワークのカードだけでなく、豪華な立体コンポーネンがふんだんに入っており、庭造りの雰囲気を盛り上げる。
内容物(友人、装飾建造物拡張含む):カード 98枚、得点ボード 7枚、立体的な壁 7枚、リボントークン 24枚、メダルトークン 3枚、サイン入り銘板 2枚、装飾アート銘板 1枚、ルールシート、友人カード 15枚、立体的な建物 35個、組み立て説明書 他
高さを変えてコネクション『おじゃまっシー』日本語版、8月26日発売
狭いボードで、お互い邪魔しつつでできるだけ長い怪獣を作るコネクションゲームだ。オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から今年発売された。
頭と尻尾をつけた一本のパーツからスタート。順番に自分のストックから怪獣パーツを取り、頭か尻尾のあるマスの隣にパーツを配置して怪獣を延ばしていく。頭も尻尾も周囲が他プレイヤーの怪獣やボードの端によって塞がれ、それ以上延ばすことができなくなったら脱落。置けるだけ置いて、ストックのパーツが最も少ない(怪獣が最も長い)プレイヤーが勝者となる。
パーツは高さが3段階あり、自分や他の怪獣のパーツをまたぐように越えることができる。しかし下をくぐったり、頭の上を超えたりすることはできない。それも踏まえてどの方向にどのように延ばすか、運の要素はないがプレイヤー間の駆け引きが繰り広げられる。