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ドイツ発マーダーミステリー『安らかに眠れ、シャーロック』日本語版、5月28日発売

グループSNEは5月28日、『安らかに眠れ、シャーロック(Ruhe in Frieden, Sherlock)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.シュレック、イラスト・H.コラース、6~7人用、16歳以上、180分、3080円(税込)。

『ブラックストーリーズ』のモーゼス社(ドイツ)から昨年発売されたマーダーミステリーシリーズ「ブラックパーティー」シリーズ第1弾。シャーロック・ホームズ殺人事件の真相と犯人を解き明かす。

あのシャーロック・ホームズは何者かに首を絞められて殺されたという驚きのニュースが飛び込んでくるところから物語は始まる。犯人は宿敵モリアーティ教授の模様だが、その背後には誰かがいるらしい。

プレイヤーはヴィクトリア女王によってバッキンガム宮殿に集められた関係者となる。ワトソン博士、ワトソンの妻メアリー、ハドソン夫人、マイクロフト・ホームズ、ポーキー・ジョンソン、アイリーン・アドラー、そしてヴィクトリア女王。この中の誰かが黒幕で、真相を隠している。お互いに動機と秘密を探り合い、真犯人にたどり着くことはできるだろうか。

ぶっ飛んだ設定にしばしば目が点になったり、大笑いしたりしつつ、次々と明らかにある真実に一喜一憂して楽しめるドイツ発の新機軸マーダーミステリーの登場だ。

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キースリング&クラマーの名作を復刻『マハラジャ』日本語版、5月1日発売

テンデイズゲームズは5月1日、『マハラジャ(Maharaja)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.キースリング&W.クラマー、S.ガウディオ&K.フランツ、1~4人用、14歳以上、90分、8800円(税込)。

オリジナルはファランクスゲームズ(オランダ)から2004年に発売された作品。大賞作家のキースリングとクラマーによるコンビ作で、オランダゲーム賞大賞、ドイツ年間ゲーム大賞・国際ゲーマーズ賞にノミネートされ、日本ボードゲーム大賞(フリーク部門投票)で4位に入っている。それから17年、クラニオ・クリエーションズ(イタリア)がリメイクした。キックスターターによる先行予約では世界中から3000人以上が申し込んでいる。

インドの司祭となってさまざまな都市を巡りながら、神々を讃える祭壇・彫像を建築し、国中を転々とするマハラジャの覚えをめでたくすることを目指すエリアマジョリティゲーム。同時アクション選択で、他のプレイヤーの行動を読みつつテンポよくプレイできる。

毎ラウンド、マハラジャが前もって決まっていた都市に移動した後、各プレイヤーはアクションホイールで9つのアクションから2つを選んで一斉に公開。手持ちのキャラクタータイルの順番にアクションを実行する。

アクションには祭壇・彫像の建築、収入、補充、得点、キャラクターの変更、マハラジャの行き先の変更があり、司祭コマを移動させて行う。移動はフリーアクションだが、ほかのプレイヤーの祭壇がある都市に入るときは通行料を支払わなければならない。手持ちのキャラクタータイルによって追加アクションや割引や得点があるため、これをうまく活かせるかが鍵となる。

全員のアクションが終わったら、マハラジャのいる都市で得点計算。その都市に建てた祭壇・彫像によって信仰点を比べ、多い順にごほうびを受け取る。7ラウンドか、誰かが7体目の彫像を建設したらゲーム終了。最終決算をして勝敗を決める。

新版ではアートワークが一新されただけでなく、建設の早上がり(先に7体建てた人が勝利)だった勝利条件を得点方式に変更。キャラクタータイルを7枚から16枚に増やし、その中から毎回ランダムに7枚しか使わないことでリプレイアビリティを上げた。ゲームごとに、さまざまな戦略を取ることが可能になっている。

テンデイズゲームズ:マハラジャ日本語版