わずかな違いを見分けよう『すりかえダイヤ』11月27日発売
シュピール’21出展も果たしたオインクゲームズの秋の新作は、少しずつ大きさの違うチップを見分ける正体隠匿ゲームだ。どろぼうは標的のダイヤをニセモノとすりかえ、警備員はみんなで協力して、ニセモノのダイヤを見つけ出すことを目指す。しかし警備員の中にはどろぼうが紛れ込んでおり……。
全員が目をつぶって10数える間、どろぼうのカードを引いたプレイヤーは、中央の5つの本物ダイヤの中から1つだけ盗み、手元のニセモノとすりかえる。全員が目を開けた後は、ダイヤの微妙な大きさの違いを手がかりに、どれがすりかえられたダイヤかをみんなで相談する。見事ニセモノを当てれば警備員の勝利。どろぼうは警備員のふりをして、ニセモノを当てられないように誘導し、当てられなければどろぼうの勝利となる。
30枚全てが少しずつ大きさの違うキラキラのダイヤチップは、『指感覚』『1ミリ感覚』『いろ感覚』をリリースしている鈴木圭一(ちょっとずつ違う)氏の協力により制作。感覚の曖昧さを楽しむ作品となっている。
内容物:ダイヤチップ 30枚、役割カード 7枚、布 5枚、砂時計、その他チップ類 6枚、得点カード 20枚、予告状カード 4枚、遊び方説明書
「マーダーミステリーミニ」第4弾『ウェンディ、大人になって』11月20日発売
2人用、3人用、4~5人用と少人数・短時間で遊べるMMMシリーズの最新作。『何度だって青い月に火を灯した』の河野裕氏がデザインを担当し、プレイ時間はシリーズ最長となっている。
「残念ですが、私が殺されてしまいました。その犯人が皆さんの中にいることは間違いありません」……モニターに映し出されたAIのウェンディは、無残に破壊された自身のボディを見つめてそう言った。登場人物は天才科学者の助手、夫、医師、記者、アンドロイドに搭載されていたウェンディ本人の5人で、奇妙な実験施設に閉じ込められている。
謎を解き、隠された条件を満たして実験施設からの脱出を目指そう。