都市をつないでミッション達成『スパイコネクション』日本語版、12月下旬発売
ヨーロッパを舞台にしたスパイのネットワーク構築ゲーム。オリジナルは今春、ペガサスシュピーレ(ドイツ)から発売された。プレイヤーはスパイとなり、欧州12の都市を巡るミッションの達成を目指す。
手番にはミッションカードの獲得、エージェントの配置とスパイの移動、既存の都市へのスパイの移動から1つを行う。ほかのプレイヤーがすでに接続した都市にエージェントを置くには1つ余計に置かなければならない。エージェントコマは15個しかなく、足りなくなったら別のところを撤退させなければならない。
ミッションカードに指示された都市にスパイがいて、そこからもう1つ指定された都市まで接続されていればミッション達成。勝利点や追加ターンとなる。こうして7枚のミッションを達成するとゲームが終了し、一番得点の高いプレイヤーが勝者となる。
スピーディな展開ながら、ミッションカードの組み合わせの計画性や、他プレイヤーとの駆け引きが楽しめる作品。
内容物:ゲームボード 1枚( 両面印刷)、スパイ 4人、エージェントディスク 60個、ミッションカード 48枚、ルールブック 1部 他
数字並べ競争『ラッキーナンバー』日本語版、12月17日発売
オリジナルはラベンスバーガー社(ドイツ)から2012年に『12時5分前(5 vor 12)』というタイトルで発売された作品。アートワークはティキ出版(フランス)の2020年版に基づく。数字を昇順に並べるタイル配置ゲーム。
1~20の数字が付いたタイルを裏返して混ぜ、ランダムに4枚引いて自分のボードの左上から右下に配置してスタート。手番にはタイルを引いて配置するか、ボードのタイルと交換するか、ボードのタイルを除去する。こうして先に4×4マスで縦4列、横4行が全て昇順にしたプレイヤーの勝利となる。
ティキ出版の2020年版で加えられた40問のソロルールも収録。悩ましく、中毒性の高いパズルゲームだ。