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デッキ型推理ゲーム『ポケット・ディテクティヴ』日本語版、7月28日発売

アークライトゲームズは7月28日、『ポケット・ディテクティヴ(Pocket Detective)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト:Y.ヤムシュチェーコフ、1~6人用、14歳以上、45~60分、3960円(税込)。

ラウカゲームズ(ロシア)が2019年と2020年に発売した協力型推理ゲーム3パッケージを同梱。証拠や証言をあつめ、それをもとに事件の真相を推理し、真犯人を捕まえる。

公開されているカードから選択肢を選ぶことでゲームが進行し、捜査や推理を通じて事件の全貌が明らかになっていく。少ないターン数で事件の真相にどれだけ近づけたかによって得点が決まり、高得点を目指す。「時間」の概念があるのが特徴で、特定の選択肢を選ぶと時間が進み、時間をかけすぎると、特定の場所に行けなくなったり、最終的な得点が下がってしまう。

第1の事件は大学で起こった殺人事件、第2の事件は小さな町のお祭り、第3の事件は化学工場の爆弾がテーマとなっている。

内容物:第1の事件 カード71枚、第2の事件 カード70枚、第3の事件 カード91枚(※カードサイズ:65×100mm)

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色を選べるトリックテイキング『キャット・イン・ザ・ボックス』7月22日発売

ホビージャパンは7月22日、トリックテイキングゲーム『キャット・イン・ザ・ボックス』を発売する。ゲームデザイン:横内宗幸(操られ人形館)、アートワーク:井上磨、プロデュース:ねいじまとうこ、2~5人用、13歳以上、30分、2750円(税込)。

オリジナルは操られ人形館からゲームマーケット2020秋に発表された作品。その年の日本版The One Hundredに入り、アークライト・ゲーム賞で佳作に選ばれている。思考実験「シュレーディンガーの猫」をテーマにしたトリックテイキング&エリアマネージメントゲーム。

トリックテイキングは獲得トリック数を予想して当たれば得点となるビッド系。マストフォローだがカードには数字しか書かれておらず、手札から出したときに任意の色を指定できる。その色をもっていないことを宣言すれば別の色として出せるが、もうその色を宣言することはできなくなる。また、全員が出した色と数字は「研究ボード」に各自のチップを置いて記録され、同じ組み合わせは出すことができなくなる。こうして手札のどれも出せない状況(パラドックス)が発生したときにラウンド終了となり、得点計算を行う。

得点は獲得トリック、予想ビッドの正解のほか、研究ボードにある各自のチップの連続からも入る。色や数字の調整が求められるエリアマネージメントの要素があるが、欲張るほどにパラドックスが発生しやすい。

今回の新装版ではプレイヤートークンやゲームボードをグレードアップしたほか、2人用ルールを追加。革新的なトリックテイキングゲームの新たな定番品として、トリックテイキング愛好家をうならせる作品だ。

内容物:カード50枚、トークン64個、研究ボード1枚、プレイヤーボード5枚、スコアシート1冊、ルールブック2冊(日・英)