ボードゲームホテル「MIMARU大阪 難波STATION」レポート
大阪・なんばに今月オープンしたエンタメホテル「MIMARU大阪 難波STATION」にボードゲーム仲間6名と泊まってきた。ボードゲームだけでなく、人狼・マーダーミステリー・謎解き・宝探し・パズル・キッズ向けおもちゃなどバラエティに富んでおり、何泊も滞在したいホテルだった。
今回宿泊したのは左から秋山真琴(ミスボド)、朝戸一聖(タンサン)、小野卓也(当サイト管理人)、上杉真人(I was game)、田中誠(テンデイズゲームズ)、杉木貴文(engames)(敬称略)。なぜこのメンバーなのかは後述。
チェックインは15時。フリードリンクもある2階の共用スペースと「遊べる縁側」では数人がボードゲームを遊んでいた。
今回泊まったのは8階の人狼・マーダーミステリールーム。部屋には人狼ゲームのほか、いくつかゲームが置かれている。
寝室は2部屋に分かれており、人狼の脱落者待機部屋やマーダーミステリーの密談にも使うことができる。枕元にバックギャモンをあしらっていたり、ベッドの奥に2段ベッドがあったりと遊び心がいっぱいで胸が躍る。
同様に洗面所も2部屋あり、1つはバスタブつき、もうひとつはシャワールームになっている。これなら男女グループで使うこともできそう。
部屋に入って最初にしたことは「コインハント」。部屋の中に20枚のコインが隠されており、見つけたら番号を確認してチェックする。
このキッチンにもちょっとしたところにコインが! 6人で必死に探し回ったが、全部を見つけることはできず。
コインを探しながら、ひとしきりおしゃべりしたところで、謎解きゲーム「The Secret Room 秘密の部屋」に挑戦。フロントで予約をしてから制限時間内に、館内を回って謎を解く。謎解き愛好家の秋山さんが食い気味に解いていき、ホテルのどこかにある秘密の部屋にたどり着くことができた。
ホテル内謎解きで、金塊を発見しご満悦のテンデイズタナカマさん。
謎解き、すごい満足度高い。子供連れてきたらめちゃくちゃ喜びそう!! pic.twitter.com/Q0uqa71afC
— sugiki/Tack (@sugiki) June 20, 2022
キッチンで自炊はできるが、近くになんばの飲食街が広がっているので外食がおすすめ。今回はみんなで串カツを食べてきた。
さてこのメンバーの話である。昨年7月のゲムマライブ2021で発表された新しいボードゲーム賞「ゴールデンボックス賞」の設立メンバーで、ようやくリアルで集まることができた。「ゴールデンボックス賞」とは、デザイナー・イラストレーター・プロデューサーなど、クリエイターに焦点を当てて優れた仕事を表彰するという、これまでにないコンセプトの賞で、部門やスケジュールや広報について話し合われた。詳細は後日当サイトで取り上げたい。
話し合いの後はボードゲーム。受付の時フロントからもらったマーダーミステリーは遊んだことがある人がいたため、持ち込みのゲームで夜中まで盛り上がった。こんな風に遠くに住んでいる知人同士、スケジュールを合わせて集まって、語らいながらゲームをするのはとても楽しい。今回、6人のスケジュールが合ったのは奇跡的だったが、また集まって遊びたい。
全部覚えて答えよう『小学館の図鑑NEO 昆虫の多すぎるゲーム』7月13日発売
ドロッセルマイヤーズとコロコロコミックのコラボによる「老若男女、家族とでも、友だちとでも、誰とでもすぐに盛り上がれるカンタンかつ楽しい」をテーマにしたボードゲームに新しい仲間が加わる。シリーズ第2弾『注文の多すぎるゲーム バーガー』の図鑑シリーズ「NEO」バージョンで、昆虫の名前をみんなで覚える。
レベルの数字×プレイヤー人数の昆虫カードを山札から引き、1人のプレイヤーが読み上げた後、シャッフルして全員に配る。手番には、他のプレイヤーがもっていると思う昆虫の名前を言い、誰かが持っていたら成功。一定数のプレイヤーの手札をなくすと全員の勝利となる。一方、誰も持っていなければ自分の「ずかんチップ」が裏になって脱落で、全員脱落すると敗北になる。
昆虫カード72種類は「NEO」チームが監修し、図鑑の画像を使用しているだけでなく、各種データも掲載。眺めているだけでもう楽しい作品だ。
オインクゲームズの佐々木氏がデザインした「多すぎる」ゲームには、小学館グッドゲームズシリーズに入っている『注文の多すぎるゲーム バーガー』とこの作品のほか、オインクゲームズから『注文の多すぎるゲーム カフェ』が発売されている。
内容物:昆虫カード 72枚、スペシャルカード 6枚、レベルチップ 8枚、ずかんチップ 6枚、遊び方説明書