『キング・オブ・トーキョー:オリジン』日本語版、9月下旬発売
モンスターたちのダイスバトルロワイヤル『新・キング・オブ・トーキョー』のコンパクト版で、イエロ社(フランス)から今春発売になった。突然変異モンスター、暴走ロボット、不気味なエイリアンたちが戦う。
手番にはダイス6個を3回までふり、最終的な出目で他のモンスターを攻撃したり、ダメージを回復させたり、都市を破壊して点数を得たり、カードを購入するためのエネルギーを得たりする。カードは特殊能力や得点があり、先に20点を集めるか、敵をすべて倒したモンスターが勝利する。
登場モンスターは一新、新たなカードも14種追加され、未プレイのプレイヤーの入門用としてだけでなく、従来のファンも新鮮にプレイできる。また『新・キング・オブ・トーキョー』の拡張セットを入れてプレイしたり、新カードを『新・キング・オブ・トーキョー』に加えたりすることも可能だ。
内容物:紙製フィギュア 4体、モンスターボード 4枚、トーキョーボード 1枚、ダイス 6個、パワーカード 50枚、エネルギーキューブ、ルールブック 1枚
供物プレイスメント『イノリの谷』日本語版、9月下旬発売
『ゲームオブチップス』のフランス人デザイナーコンビが手掛け、スペースカウボーイズ(フランス)から発売される今秋の新作。中量級のワーカープレイスメントゲームで、巨大な聖なる木のもとに暮らす村人たちが、精霊に供物を捧げて祝福を授かる。
手番には、ゲームボードか場の旅カードにあるスペースに供物マーカーを配置し、精霊からの祝福や得点を得る。スペースによりコストがあり、すでにもっている祝福の色や数を参照するため、集める祝福の色も考えなくてはならない。
すべてのプレイヤーが手持ちの供物マーカーを置き終えるとラウンド終了で、旅カードの確認を行う。すべて埋まっていれば達成、埋まっていなければ未達成となるが、得点や次のカードの色が異なるため、他プレイヤーと協調したり、あえて達成を避けたりすることも。他プレイヤーの動向を注視し、最適な選択を行おう。4ラウンドで得点の最も高いプレイヤーが「大いなる樹の守り人」となる。
複雑なリソースマネージメントを省き、ワーカープレイスメントが生み出す協力と競争のインタラクションにフォーカスした作品。幻想的なイラストに、シンプルなルールと短めのプレイ時間で繰り返し遊べる。
内容物:ゲームボード 1つ、祝福トークン 90個、供物マーカー 30個、カード 54枚、ルーンタイル 15枚、祭壇タイル 6枚、得点マーカー 4個、ルールブック 1部