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場から何枚取るかオークション『ファイブタワーズ』日本語版、8月9日発売

ピチカートデザインは8月9日、「JELLY JELLY GAMES」のレーベルで『ファイブタワーズ(5 Towers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.ラップ、イラスト:A.ヘラー、2~5人用、7歳以上、15~30分、2420円(税込)。

街で一番高いタワーを建てることを競うカードゲーム。ディーププリントゲームズ(ドイツ)が昨秋発表し、スカウトアクションでは6位を獲得した。

毎ラウンド、5枚のカードがめくられ、1周オークションで手番順に欲しいカードの枚数を宣言して、より多くの枚数を宣言したプレイヤーがその枚数を獲得する。カードは5色の各色ごとに数字の大きい順に積み上げなければならず、だんだん取れるカードが少なくなっていく。その上にどの数字でも置ける「8」と、どの数字の上にでも置ける「9」でうまくリセットし、「カードを引き取る前に塔を1枚崩せる」というルールも使って高い塔を目指す。

山札2回切れでゲーム終了となり、カード枚数が点数になるが、一番上に「0」を置いた塔は2倍、一番高い塔(複数ある場合はそのうち1つ)はその枚数だけボーナスがつく。崩したカードは1枚目マイナス1点、2枚目マイナス2点……と減点が累積する。塔を崩してでもどうしてもほしいカードを取りにいくかが悩ましい。

序盤から積極的に取りに行くもよし、後半一気に追い上げるもよし。運と実力のバランスが取れており、「わいわい」も「じっくり」も楽しめる。なおオリジナル版にあった版権上微妙なキャラクターのイラストは削除されている模様。

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独ソ戦の行方はいかに『主計将校:東部戦線』日本語版、8月上旬発売

ホビージャパンは8月上旬、『主計将校:東部戦線(Quartermaster General: East Front)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:I.ブロディ、アートワーク&グラフィックデザイン:N.アヴァローニ、2人用、13歳以上、60分、8250円(税込)。

『主計将校』シリーズで2023年に発売された2人専用ゲーム。第二次世界大戦中のロシア戦線が舞台で、ドイツ軍とソ連軍の戦いをダイナミックなカードドリブンシステムで再現する。

両プレイヤーはそれぞれの国の総合的な国力を表した個別のデッキを持ち、毎ラウンド手札のカードをプレイして、カードの効果を使用したり、兵力を補充するなどの一般的なアクションを実行する。相手プレイヤーはカードに記載された対応能力の方を用いて相手の行動に対抗する。

レニングラードやスターリングラードでの戦闘のような大規模な防衛戦、機械化部隊や艦隊だけが移動できる移動ステップによる急速な前進と包囲などの機動戦があり、航空機も交えた縦深防御、航空支援、諸兵科連合のすべてを総合して熾烈な戦いを繰り広げる。現在もロシアの軍事侵攻が続く地域も登場し、現代につながる地政学と歴史にも触れられる。

内容物:ルールブック1冊、ゲームボード1枚、カード110枚、木製コマ55個(ソビエト連邦コマ26個、枢軸国コマ29個)、ラウンドマーカー1枚、支配マーカー(両面仕様)20枚、ゴーリキー勝利星マーカー1枚、焦土マーカー1枚、勝利点マーカー2枚、プレイヤーエイド2枚