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ブロンコ・ランチ(Bronco Ranch)

待ちが狭くなる牧場
マイ牧場に、色を合わせて馬のタイルを並べるゲーム。手番にはまず場札から1枚、タイルをマイ牧場に置き、続いてダイスを振って1〜3枚、袋から引いてマイ牧場に置く。置けなかったら場札に返す。
タイルは四隅に色がついており、隣りと色が合うように置かなければならない。たくさん敷き詰められるにつれて、間に入るタイルの選択肢が狭まるようになっている。
そこで登場するのがアクションカード。ほかの人の牧場から馬が逃げ出したり、自分の牧場に奪ったりすることができる。キャンセルカードもあるが、いずれも使い捨てなので、終盤のとっておきの場面まであまり使わないほうがよいだろう。
誰かの牧場が1マスを除いて埋まったらゲーム終了。白馬や、自分の牧場と同じ色のタイルは得点が高い。
アクションカードは本当に最後の最後まで出なかった。使えば、相手がキャンセルカードを使うことが分かっており、そうなると、2人だけカードが少なくなってしまうからだ。上がりそうな神尾さんを総がかりで止めにいったが止めきれず終了。しかし得点計算をしてみれば白馬が多かった私のトップ。
待ちを広くして上がりやすくするには、どのようにタイルを置いたらいいか。ほかプレイヤーとの絡みは少ないがちょっとしたパズル思考が問われた。
Bronco Ranch
G.トーク/ピアトニク(1997)
2〜6人用/6歳以上/30分

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レオナルド(Leonardo)

絵を飾って価値アップ
レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍したイタリアの都市を舞台に繰り広げるモノポリー。12面ダイスで移動し、止まったマスが誰かのものならばお金を払い、誰のものでもなければ権利書を買う。誰かが止まったときにもらえるお金は購入価格の半額だが、絵を買えば買うほど値上げできる。
イベントマスは何種類かあってちょっと面白い。プレイヤーは予め教皇派と皇帝派のどちらかに分かれており、アクシデントカードを引くとどちらかの派にお金が入る。市場では止まったプレイヤーが元締めとなって賭けを行い、ほかの皆が外れれば収入になる。同じマスに入ったら戦士カードでお金を奪う。
『モノポリー』と同様、街区が揃えば収入が2倍になり、交渉で交換することもできる。また最後は全員が破産するまで続ける。でも時間の都合上、この2つのルールは採用しなかった。お金がカツカツで、かつ借金はできないのであっという間に破産。絵を並べたちくたさんが1位。
絵は1枚1枚レプリカになっており、作者とタイトルが記されている。ボードも中世の雰囲気が出ていて、コマが直線的ではなく円形に回っていくのがよい。オーソドックスなルールで、ダヴィンチの時代に浸るというところに重きが置かれているのかもしれない。
Leonardo
M.ドナドーニ/egシュピーレ(1988年)
2〜6人用/10歳以上/90分