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『順風満帆』を5人で

アクションカードの選択で、場に残っているカードだけでなくほかの人が取ったカードをお金で取り合うところが熱い『順風満帆』。シュピールボックス2008年1号に5人で遊べるヴァリアント(C.コンラート考案)が掲載されている。追加の用具などはなく、以下のルールに変更するだけ。時間もさほど延びないという。
・船団は毎回大きい船4、小さい船4
・アクションカードを5枚引く。その際同じ山からは3枚まで
・ゲーム終了となる勝利点は50点以上、または4隻以上で40点以上
ドイツゲームにはコンポーネントやシステムの都合でプレイ人数が4人までに設定されているゲームが多い。でもゲームサークルなどでは5人になることもよくあるので、「遊びたいんだけど、4人までなんだよね」と残念に思っていた方に朗報だ。ルールに書き足しておこう。

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ボードゲーム王クニツィア

楽しみを箱に詰め込んで〜ボードゲーム王クニツィア
(独シュピーゲル誌オンライン版)
ライナー・クニツィア氏は数学博士で大銀行のITを担当していた。今はドイツのゲームデザイナーとして最も成功している。今度このボードゲーム王のビデオゲームが出る。脳トレと頭の娯楽についてインタビューした。

シュピーゲル:クニツィア氏は何百ものカードゲーム・ボードゲームを開発していますが、今度その名前が入った最初のビデオゲームが発売になります。あなたの「論理コーチ」は「川島博士の脳力トレーナー」(任天堂)を手本にしているのでしょうか?
クニツィア:もちろん「川島」はよい製品です。でもあれはむしろ学校みたいですね。良質で楽しくて、たくさんのものが提供され、毎日そこに行けば何かを手に入れられる学校ですが。でも私たちが成し遂げたかったのは、遊び手がゲームでモチベーションを高められるような製品でした。「君は昨日やらなかったな。毎日したほうがいいよ」というのではないものですね。「スマートなゲーム」は大きな将来性を持っていると思います。ウィットと才能があふれ、簡単で直感的で短いゲーム集です。

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