ギークアティチュードゲームズ(ベルギー)から昨年発売された3Dパズルゲーム。紀元前6世紀、ネブカドネザル2世のもとで妻のための壮大な空中庭園を作る。
手番には採石場からテラスタイルを選択し、その位置に応じた数の支柱を受け取る。これらの柱を使ってテラスタイルを自分の個人ボードに配置し、タイルに示されたアイコンの条件を満たすと階段、噴水、橋などの装飾を置くことができる。
テラスタイルを重ねる際は真上に置くことができず、ずらして配置しなければならない。階段は一階層差で隣接する階段アイコンに、噴水は同じ階層で隣接する噴水アイコンに、橋は同じ階層で1マス離れた橋アイコンに、彫像はすでに置かれたところから一直線上にある彫像アイコンに置く。
規定ラウンドでゲーム終了。装飾は高層部に作るほど得点が高く、さらに装飾やテラスタイルの模様の全種類セットも得点になり、合計点を競う。高層階に装飾を配置するには、支柱のマネージメントと、計画的な建設が求められる。細部まで作り込まれた柱と装飾品のコンポーネントにより、終了時の達成感も上がる作品だ。
バビロン(Babylon / Grégoire / Geek Attitude Games, 2024) 毎ラウンド、タイルと支柱を獲得して立体的構造物を作る。条件を満たせば階段、噴水、橋などをかけることができ、高層部に作るほど得点が高い。高層化には計画性が重要。ちょっとした手直しでも崩れやすいのでデクスタリティ要素もあり pic.twitter.com/dlkuPpnX6i
— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) December 11, 2024