チャデク(『イノベーション』『モッタイナイ』)によるゴーアウト系カードゲームで、ムーンゲートデザイン(中国)がキックスターターを経て今年発売した。十二支と五行をイメージした色と数のカードを、前に出されたカードより強さが上回るように出していき、いち早く手札を出し切ることを目指す。
カードは通常状態で始めるが、パスすることで、前に出していたカードをスピン(上下逆さまに)して手札に戻せる。スピンさせたカードは1枚で3枚分になるなどの非常に強力なカードになり、あえて負けに行くという選択肢が有効になる。一度だけ使える非常に強力な元素カードや、特定のシンボルによる特殊効果もあり、ダイナミックな展開が楽しめる。
複数回ゲームを繰り返し、決められた得点を獲得したプレイヤーが勝者。フランス在住の中国人アーティストの箱絵にも注目の作品だ。
暮しとボードゲーム #超新作体験会 でプレイしたゲーム②『パンダスピン』(テンデイズゲームズ)
大富豪系カードゲームで、負けると手札が上下反転して1枚で2~3枚分になったり、特殊効果アイコンが付いたりして異常に強くなる。どのカードを反転させると手札が強くなるのか考えてどんどん負けに行く pic.twitter.com/BEpMqCKH5f— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 16, 2025