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世紀のチェス対戦を再現『マッチオブザセンチュリー』日本語版発売

数寄ゲームズは12月9日、『マッチオブザセンチュリー』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.モリ、イラスト:K.フランツ、2人用、10歳以上、30~45分、4290円(税込)。ゲームマーケット2023秋では専用スリーブ付4500円で販売される。

『リベルタリア』『カエサル!』のP.モリがデザインし、ディーププリントゲームズ(ドイツ)から今秋発売された2人ゲーム。1972年夏、レイキャビクで開催されたチェス世界選手権の決勝戦で「世紀の対戦」を繰り広げたボビー・フィッシャー(アメリカ)とボリス・スパスキー(ソ連)となってカードデッキで戦う。

非対称のデッキからユニークな効果を持つカードを出し合いながら、相手の耐久力を削り、短期決戦での勝利を目指す。カードにはキング、クイーン、ナイト、ルーク、ビショップ、ポーンがあり、1枚ずつカードを出してそれぞれの効果を発動しつつ数比べをする。4枚までカードを出して優勢だったほうが1勝。先に6勝したほうが勝者となる。数比べて負けると効果が発動するため、適度に負けることも重要。

チェスにあらずしてチェスの醍醐味を味わえる作品だ。


(写真は英語版)

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船員が同時に話しかけてくる!『沈黙ノ艦長』12月20日発売

Chinmoku No Kanchoアソビションは12月20日、『沈黙ノ艦長』を発売する。ゲームデザイン:赤瀬よぐ、イラスト:赤瀬よぐ&シチマロ、3~6人用、10歳以上、1~5分、1980円(税込)。ゲームマーケット2023秋ではオリジナル艦長帽子付き・会場価格で先行発売される。

隊員たちが次々と寄せる情報を聞き分けて、宇宙戦艦を適切な方向に導く協力ゲーム。よぐゲームがゲームマーケット2023春に少部数を頒布し、当サイトの新作評価アンケートで1位を獲得した作品が一般発売となる。

「全艦、状況を報告せよ!」1人のプレイヤーが艦長、他プレイヤーは船員になり、船員が配られたセリフカードを同時に読んでいき、艦長は黙って聴く。制限時間は1分。時間が来たら、艦長は聴き取れた情報をもとに敵が最も多い方向と少ない方向を予想し、セリフカードを確認して当たっていたらゲーム勝利となる。

アニメや映画のワンシーンのような臨場感が味わえるパーティーゲーム。製品版にあたっては砂時計が付属し、セリフカードにふりがなが加えられている。