古代エジプト人VS宇宙人『ファーストコンタクト』日本語版、10月9日発売
ピチカートデザインは10月9日、『ファーストコンタクト(First Contact)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.クスナディノフ、イラスト・V.エレーデル&A.キセレフ&A.シャリャポワ、2~7人用、8歳以上、40分、4000円(税別)。
オリジナルはコスモドロームゲームズ(ロシア)から2018年に発売された。古代エジプト人が宇宙人と言語の壁を乗り越えてやり取りする非対称型のコミュニケーションゲーム。古代エジプト人は宇宙人の言葉を覚えることを目指し、宇宙人はお土産を手に入れて帰ることを目指す。
地球人フェイズでは中央にある25個のアイテムを指し示して教えてほしい単語を伝え、「大きい」「美しい」などに対応する宇宙人の言語を学ぶ。宇宙人フェイズでは、記号を使って自分の欲しいアイテムを伝え、地球人はその記号をみて宇宙人にあげるアイテムを一斉に示す。
宇宙人が欲しいアイテムなら友好チップが与えられる。1人の宇宙人が3つのアイテムを集めたらゲームが終了。3つアイテムを集めた宇宙人と、一番多くの友好チップを持っている地球人が勝利となる。
もっともうまく意思疎通できる地球人と宇宙人は誰か? 独特のテーマで推理と直感が試される。
・JELLY ONLINE:ファーストコンタクト
『ザ・キー:岸壁荘の盗難事件』日本語版、11月14日発売
ハバ社(ドイツ)が今秋リリースするファミリーゲームの最新作。『ザ・クルー』の作者がデザインした。机の上に散らばるカードを早取りして断片的な目撃証言や証拠品を集め、盗難事件の真相を推理する。
「捜査開始!」の合図で、全員同時に真相究明の手掛かりになりそうなものを探して1枚ずつ確保していく。カードには「メガネの人物が盗んだのは2時」「王冠が盗まれたのはお面よりも前」などの断片的な情報が記されており、自分の手元の推理ボードに書き込み、真相究明の4要素〈犯人〉〈犯行時刻〉〈盗まれた物〉〈逃走手段〉の正しい組み合わせを導く。
全員が捜査を終えたら、解決ボードと鍵を使って答え合わせ。正解だった人のうち、カードの〈有益情報度合い〉の合計が一番少なかった(より少ない手掛かりで真相にたどりついた)プレイヤーが勝利する。
カード早取りの焦りと、カードを組み合わせて推理していく思考が同時に楽しめるゲーム。事件の真相は何パターンかあってゲームごとに変わるため、繰り返し遊ぶことができる。ハバ社では『ザ・キー』シリーズでもう1タイトル、殺人事件をテーマにしたゲームを今秋リリースする。
・すごろくや:ザ・キー:岸壁荘の盗難事件