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『西フランク王国の建築家:職人の時代』日本語版、7月17日発売

ケンビルは7月17日、『西フランク王国の建築家:職人の時代(Architects of the West Kingdom: Age of Artisans)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.フィリップス&S.J.マクドナルド、イラスト・M.ドミトリエフスキ、1~6人用、12歳以上、60~80分、3600円(税別)。プレイするためには『西フランク王国の建築家』基本セットが必要。
ゴールデンギーク賞5部門ノミネート、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リスト入りで昨年日本語版が発売されたワーカープレイスメントゲームの拡張セット。新たな技巧と道具の知識を備えた職人が加わり、装飾物や道具を作るようになる。
ギルドホールに労働者を二段重ねすることで技巧カードが手に入り、自分の建物に追加して効果や勝利点が増えたり、弟子カードに追加して能力がアップしたりできる。
また特別な労働者コマ「職人」が登場し、労働者2人分のはたらきをする上に、失う美徳を減らせるほか、新たな建物カード、弟子カード、プレイヤーボードが入っており、6人プレイにも対応する。
ソロプレイルール、得点計算シートも付属し、やりこみ要素だけでなく、より幅広く遊びやすくできる拡張セットだ。
内容物:オレンジ色のプレイヤーマーカー2個、オレンジ色の労働者 20個、職人駒 6個(6色×1個)、闇市場変更カード 1枚、建物カード 12枚、弟子カード 12枚、技巧カード 24枚、ギルドホール変更ボード 1枚、サマリー 6枚、プレイヤーボード(両面) 2枚、得点計算シート 1冊
ケンビル:西フランク王国の建築家 拡張:職人の時代 日本語版

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回るアクションリソース『ファラオン』日本語版、6月25日発売

Engamesは6月25日、古代エジプトの名声競争ボードゲーム『ファラオン(Pharaon)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・H.ピム&S.ラスジュリアリア、イラスト・C.アルクーフ、1~5人用、12歳以上、30~75分、5000円(税別)。
オリジナルはキャッチアップゲームズ(フランス)から2019年に発売された作品。古代エジプトの君主ファラオの子どもとなって、壮大な石室を建設し、神々の要求に応える。
アクションホイールを使ったワーカープレイスメントがシステムの軸。ゲームボードの中央にホイールがあり、5種類のリソースと5つのアクションスペースの組み合わせがラウンドごとに変わる。
自分の手番には5つのアクションのうちの1つを選んでアクセスコスト(ワーカーに相当)を支払い、さらにアクションコストを支払って実行する。ワーカーもコストも共通のリソースなのが特徴で、一致するものであれば合算してコストにできる。将来のラウンドも見据えてリソース管理が求められる。
アクションにはリソースや名声になる供物チップを獲得する「供物」、さまざまな特殊能力を得る「貴族」、コマを進めて名声を上げる「ナイル川」、リソースを増やす「職人」、石室の建設をすすめる「墓所」があり、リソースのある限り何周かアクションを行って全員がパスしたらラウンド終了となる。
これらのアクションの組み合わせで神々の要求する条件を満たせば追加の名声も入る。5ラウンドでボード上の状況や手持ちのものを名声に換算して合計点を競う。
アクションの少なさとは対比的に、リソースや特殊能力の組み合わせで狙った名声を獲得していく戦略性があり、熟練者向けのゲームとなっている。裏切り者と対戦する1人モードあり。
Engames:ファラオン