Posted in  国産

ソラシノビ(Space Ninja)

忍法熟慮の術 4つの惑星に忍者を送り込んで人口を調整し、得点を競う陣取りゲーム。第1回グループSNEコンテストで優秀作品に選ばれ、製品化された。作者は遊星ゲームズの寺島由人氏で、デザインもコンポーネントも、ミドルクラスのドイツゲームのようなテイストになっている。遊びごたえがあって、それでいて1時間以…

Posted in

スカイアイランド(Isle of Skye)

足元を見た値付け スコットランドの太平洋側にあるスカイ島。ここで各部族が王を目指して争うタイル配置ゲームである。タイルに値段をつけてお互いに購入し合うシステムが、ものすごい駆け引きを生む。 ゲームは6ラウンドで、毎ラウンド自分の土地から収入を得た後、各自タイルを3枚ずつ引いて、それぞれに値段をつける…

Posted in  国産

zAHA体験(zAHA Experience)

高いザハ率で陥れる ザハ氏が設計した国立競技場の建設を落札するゲーム。ザハ案ではコストがかかりすぎるので、みんながピース又吉氏を混ぜてごまかしてくる。しかしその中に本物の建設計画が入り込んで大変なことに・・・。 ザハ率100%(3000億円)から、3%(10億円)までのカードが3枚ずつ各プレイヤーに…

Posted in  国産

ゾンビタワー3D(Zombie Tower 3D)

壁の向こうの大惨劇 次々と増えていくゾンビをかわして、ビルから脱出することを目指すパニック系協力ゲーム。立体のボードで、プレイヤーのお互いの状況が見えないようになっている。助かるためには危険な状況をうまく伝え、ビルの隙間からアイテムをやり取りしなければならない。現在、キックスターターで英語版の出版プ…

Posted in

スパイフォール(Spyfall)

適当に話を合わせるスキル シチュエーションを交えた会話を通して、みんなの中に1人紛れ込んでいるスパイを暴き出すロシアのコミュニケーションゲーム。昨秋に日本語版がヘムズ・ユニバーサルゲームズから発売された。 場には袋ごとに「軍事基地」「宇宙ステーション」「ナイトクラブ」「映画撮影スタジオ」などのロケー…

Posted in

ジョハリ(Johari)

売りたいとき売れず インドの宝石市場で、宝石を仕入れて販売し、名声を競うゲーム。イタリア人がデザインし、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)が2014年のエッセン・シュピールで発表した作品である。セットコレクション、一手を争うシビアなアクション選択、そして特殊効果カードと、ゲーマーにたまらない要素が詰め…

Posted in

スピンデレラ(Spinderella)

捕まりそうで捕まらない 上から降りてくるクモに捕まらないように、自分のアリ3匹をゴールまで進めるゲーム。2015年のドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した。2段になっているボードと、磁石を使ったギミックが子供心を誘う。作者は一風変わった作品で知られるフラガ。キッズゲームでも『ジャングルの秘宝』や『象の…

Posted in

ザ・ゲーム(The Game)

どんどん息苦しく 1~100までの数字を昇順・降順に並べて出しきることを目指す協力カードゲーム。小箱ながら2015年のドイツ年間ゲーム大賞でノミネートされている。ドイツ年間ゲーム大賞では、同じデザイナーと出版社による『クウィックス』が2年前にノミネートされたばかり。アミーゴ、コスモスなど、このサイズ…

Posted in

スチームパーク(Steam Park)

客は気まぐれでゴミも出す ロボットたちの蒸気遊園地「スチームパーク」を作り、集客を競うイタリアのゲーム。建設しても客が来てもどんどん出てくるゴミは、トイレを作ってどんどん片付けよう。たくさんのダイスをじゃらじゃら急いで振り、立体のアトラクションコマが自分の遊園地に並んでいくという、お祭り感のある作品…

Posted in さ行 国産

シークレットムーン(Secret Moon)

嘘もおしゃべりもない人狼 『ラブレター』のカナイセイジ氏が取り組んだ人狼系ゲーム。その特徴は、嘘をつかないだけではなく、基本的に喋ってはいけないという推理ゲームとなった。テーマは『ラブレター』を受け継ぎ、旅人と姫の逢瀬を、大臣と兵士が正体をつきとめて阻止するという内容だ。切れ味の鋭さは『ラブレター』…