Posted in

シティ・オブ・ローマ(City of Rome)

運命は、志ある者を導き、志なき者を引きずってゆく(セネカ) 自分の前にカードを並べてローマの街を作り、得点を競うゲーム。シュピール’18の会場内で、ドイツのボードゲーム専門誌「フェアプレイ」が行った人気投票「スカウトアクション」で1位となり、多くのゲーマーがノーマークだったために「フェア…

Posted in

スプリングメドウ・春の草原(Spring Meadow)

♪口笛は、なぜ~ 雪だらけの山に草原タイルを並べて春を訪れさせるタイル配置ゲーム。ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」がU.ローゼンベルクを起用して制作した「パズル三部作」の最後に当たる。 ・第1作『コテージガーデン(Cottage Garden)』のレポート」「庭の回転率を上げるのと…

Posted in

ザ・マインド(The Mind)

空気を読んで出す 以心伝心でカードを昇順にプレイする協力ゲーム。今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている話題作である。ゲーム中に発言できないゲームとしては昨年のノミネート作『マジックメイズ』以上の集中力が求められ、神経が衰弱する。 ゲームはレベル1から始まる。レベル1は、各プレイヤーにカード…

Posted in  国産

サイレントパーティー(Silent Party)

笑ってはいけない 2枚のカードで言葉を作り、笑わないように我慢するゲーム。『犯人は踊る』の鍋野企画がゲームマーケット2018大阪限定で少部数頒布した。ゲームマーケット2018春には頒布されなかったが、様子を見て再版したいという。 山札から2枚を出してスタート。手番には手札から1枚、2枚のカードのどち…

Posted in

ザ・プロファイラー(Profiler)

あることないこと議論して 6人の人物カードの中から、親のプロファイリングをもとに、1人を当てる協力ゲーム。フランスのカクテルゲームの作品である。創造力を働かせて、分かるわけもないことを皆であーだこーだ議論するのが楽しい。 写真の例は候補者が次の6人。実在の人物もいるし、想像上の人物もいる。またローカ…

Posted in

サンタマリア(Santa Maria)

じっくり建設、一気に産出 サンタマリア号は、コロンブスが大西洋横断をしたときの帆船である。コロンブス前後に始まった大航海時代に、自分に与えられた入植地を発展させ、幸福度を競うノルウェーの戦略ゲーム。ダイスの出目に沿って街に道路を書き込む『ドゥードルシティ』の作者コンビが、このゲームを発展させて生み出…

Posted in

進撃の巨人:最終決戦(Attack on Titan: The Last Stand)

最後の一撃、間に合うか? アニメ・映画化もされている諫山創の人気コミックを、ゲーム大賞作家のボザがボードゲーム化した作品。アメリカで発売されたものだが、コミック発信地の日本で発売されるかどうかはまだ分からない。版権の関係で簡単にはいかないかもしれない。 プレイヤーのひとりが巨人役となり、残りが人間と…

Posted in

セクスションズ(Sexxxtions)

シモネタのお題にみんなで答えて、誰がどの答えだったかを当てるコミュニケーションゲーム。メンバーを選ぶが、盛り上がったときの破壊力は大きい。 親がお題を読んで、ほかのプレイヤーはペンで答えを書く。筆跡で分からないように親の左のプレイヤーに集め、シャッフルして発表していく。親はそれぞれの答えを誰が書いた…

Posted in

ザ・シングルカードゲーム(The Single Card Game)

信じるも信じないも自由 シュピール16でブルーオレンジゲームズ(フランス)から無料配布された、たった1枚で遊べるカードゲーム。 カードにはオレンジの絵がついており、これを自分では上下分からないように回して口のところにもつ。これによって笑顔か渋顔かどちらかになる。 ほかのプレイヤーがその顔を見て好き勝…

Posted in

山頂をめざせ(Gipfelstürmer)

山頂付近は大渋滞 サイコロの出目でヤギを山頂に向かって進めるダイスゲーム。F.フリーゼの作品だがアミーゴ社から出ているのでFで始まっていない。 ヤギは山のふもとからスタート。5つのダイスを振って、2回まで振り直し、道に指示された条件を満たしたらヤギを進める。最初は「合計13以下」「3つゾロ」「合計2…