カテゴリー: か
カバンガ(Cabanga!)
数字を広げない我慢比べ カードを出して2つの数字の間のカードを持っている人がいるとカードを引かなければならないカードゲーム。アミーゴ(ドイツ)から昨秋発売され、メビウスゲームズが今年日本語版を発売する。 場にははじめ4色のカードが2枚ずつ並んでいる。手番にはこの2枚の数字がなるべく離れないように、い…
カム・セイル・アウェイ!(Come Sail Away!)
満室間際の最終調整 豪華客船に乗ってくるお客さんを、順番に適切な船室に配置するゲーム。Saashi&Saashiの新作で、ゲームマーケット2023春前日の「暮しとボードゲーム超新作体験会」で遊ばせてもらった。Saashi&Saashiは今回、ゲームマーケットに出展しておらず、この作品…
カイト(Kites)
気が抜けない凧揚げ 6本の砂時計が落ち切らないように凧カードを出す協力ゲーム。『サグラダ』のフラッドゲートゲームズが昨秋発表した作品で、スカウトアクションで6位と高い評価を得た。同時プレイのリアルタイムゲームではなくターン制で、急いで出せばいいというわけでもなく、砂の状況の冷静な観察が求められる。 …
カツカレー喰ってる場合だ!!(Cutlet Curry da!!)
庶民的なワクチンの価格 インド富豪の子息となり、日本留学の準備として、世の物品の「庶民的な」適正価格を模索するカードゲーム。ゲームマーケット2014大阪でチキンダイスゲームズ(この翌年に解散)から発表された『カツカレー喰ってる場合か!?』にアイテムカードを追加して再版された。もう忘れ去られているが「…
カスカディア(Cascadia)
ダブルレイヤーパズル 太平洋沿岸のアメリカ北西部を舞台に、クマ、シカ、サケ、ワシ、キツネに住みよい土地を用意するアメリカのタイル配置ゲーム。コスモス社から発売されたドイツ語版がドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、下馬評はダントツに高い。ゴールデンギーク賞のライトクラス大賞、ミープルチョイス賞にも選…
ガムトーク(Gum Talk)
車内に常備 カードを引いて、指示された番号の話題でトークする「話題提供玩具」。創作ゲームサークル「角刈書店」がゲームマーケット2020春(中止)で発表し、「ゴゴスマ」「スッキリ」「ゼロイチ」などのワイドショーで取り上げられ注目を集め、今年は『ガムトーク2』が発売されている。ルールは「話し終わったら『…
カートグラファー(Cartographers: A Roll Player Tale)
空けておいたらモンスターを描かれた RPGキャラクターメイクゲーム『ロールプレイヤー』のサンダーワークスから発売されたフリップ&ライトゲーム。ペガサスシュピーレから発売されたドイツ語版が今年、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた(大賞は『ザ・クルー』)。グリッドにポリオミノを記入してい…
海拓者(Kaitakusha – See Settlers)
迷走してもどの島に寄るか 真っ直ぐには進めない船で島を巡り、建物を作りつつ向こう側を目指すボードゲーム。ゲームマーケット2020大阪で発表される予定だった作品で、関西のボードゲームカフェとプレイスペース付きショップ9店舗による「ボードゲームセレクション2020」で大賞に選ばれた。 各自、自分の船をゲ…
カタン 宇宙開拓者版(Catan: Sternenfahrer)
運命背負い今とび立つ 宇宙船に乗って広い宇宙を航海し、惑星を開拓するボードゲーム。1999年に発売された初版を昨年、作者がセルフリメイクして発売した。1999年当時は珍しいビッグサイズのボードゲームだったが(国内価格は8500円)、10000円超えのボードゲームがどんどん発売されている今、十分売れる…
斯くして我は独裁者に成れり(In This Way I Became a Dictator)
独裁者はみんなで作るもの 7枚の手札をみんなの情報をもとに捨てていって、最後残した1枚が勝利条件を満たすようにする推理とブラフのカードゲーム。ゲームマーケット2018秋にクリエイティブAHCから発表され、今年はこのゲームをテーマにした演劇も公演されている。正体が最初から決まっているのではなく、徐々に…