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アンジェレイド(Ungerade)

裏を書いて陥れる ペアをめくって得点するカードゲーム……と聞いて、私は神経衰弱(メモリー)のバリアントだと思っていた。しかし遊んでみると、記憶の要素は少なく、それよりも読み合いとブラフのゲームだった。タイトルはドイツ語の奇数(ウンゲラーデ)から。 手番には場札を1枚めくって、その後で手札から1枚、伏…

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怪盗ジュエル(Phantom Thief Jewel)

キャッツ・アイ 『ハゲタカのえじき』に代表されるバッティングゲームは、ほかの人とかぶらないように裏をかく心理戦である。これに、ひねりを加えることで戦略的な要素を加えた。今年の春のゲームマーケットで発売された国産ゲームである。 プレイヤーは宝石専門の怪盗で、盗む前に必ず予告状を出すことにしている。いろ…

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夢の科学博ゲーム

万博は疲れる 三鷹のテンデイズゲームズがオープンしたとき、近くで見つけた「おもちゃのふぢや」。パーティジョイシリーズがまだ普通に売られているのである。その中から、懐かしのつくば万博をテーマにしたボードゲームをゲット。つくば万博は実際見に行った世代である。 「なぜなぜふしぎコース」「ときめき感動コース…

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グッドプライス!(Good Price!)

適正価格とは、自分が買いたい価格である OKAZUブランドから、『擬人化総選挙』と共に発表された多人数で遊べるコミュニケーションゲーム。価格に見合った品物を考える大喜利系ゲームである。 毎回、「大根」「コート」「ガム」などの材料カードと、「300円」「1980円」「5000万円」などの価格カードが提…

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擬人化総選挙(Personified Election)

モノにも性格がある 震災後、我が家の自宅ゲーム会はパーティ・コミュニケーションゲームが多く遊ばれている。このジャンルはアメリカが先進国で、『テレストレーション』をはじめとして数えきれない作品が発売されている。また『ディクシット』あたりから、フランスも注目されてきている。 そんな世界のトレンドを受けて…

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CMソングメーカー(CM Song Maker)

かみ合わせの妙 クライアントが気に入ってくれるCMソングの歌詞を作るゲーム。名古屋EJFのメンバーが制作した作品で、ゲームマーケットでゲームストアバネストから無料配布された。8人プレイで、無料とは思えないほど非常に盛り上がった。 はじめに今回のお題が2枚のカードで指示される。カードは形容詞と名詞から…

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未確認生物テレビ(Cryptids TV)

絵を見て笑うのを見て笑う でっち上げた生物のイラストを見て、即興でテレビリポートする国産のコミュニケーションゲーム。今年のゲームマーケットの新作だが、先行してシンガポールのゲームフェアでも展示された。カードは日英の両方表記で、エッセンの出展もばっちりである。 まずはじめに未確認生物カードを引き、「テ…

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インガ(Inga)

ヴァンパイアが強い丑三つ時 昼から夜、夜から昼へ、時間が刻一刻と変わっていく中、活動時間帯の異なる人間とヴァンパイアのパーティを組んで、生命力を奪い合う国産バトルロワイヤルゲーム。エアロノートシリーズとしてバインダーに入った美しいコンポーネントで10タイトル販売されたうちのひとつである。 狭いボード…

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どうぞどうぞ(Douzo Douzo)

ウエシマ作戦 震災後の節電や買い溜めを考えるトリックテイキングゲーム。スートや切り札などはないので、小学生でも簡単に遊べるだろう。ダウンロードしたPDFファイルをプリントアウトしたところ、長女が興味を持ってカードの説明を読んでいた。 順番にカードを1枚ずつ出して、一番大きい数字を出した人が、全員が出…

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ぼくらの火星(Mars is Ours!)

火星の砂は赤かった 東京・立川のゲームショップ、B2Fゲームズが昨年のエッセン国際ゲーム祭に出展した火星開拓ゲーム。ミニチュアゲーム扱う同店が総力を結集して製作した様子は、ブログの連載で窺い知ることができる。火星の地面を模したボードは、情景用の砂やビーズ、草が植えてあり、子供の頃に憧れた精巧なジオラ…