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ウッドチャック(Das große Kullern)

 溜めすぎて自滅 ボールが転がる坂道で、マーモットのウッドチャックを真っ先にゴールさせるゲーム。ボールがどこからどこに転がるか分からない。 坂道の上に5つのボール穴があり、上から銀のボール(岩)を入れる。ボール穴はそれぞれ途中で二手に分かれており、片方が塞がっているため、だいたい2分の1の確率で出て…

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エルファーラウス・ボードゲーム(Elfer raus! – Das Brettspiel)

止めといてプレゼント 世界的ボードゲームデザイナー、R.クニツィア博士の初来日が3日後に迫っている。水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズが、オープン20周年を記念して招聘を実現したものである。23日の講演会で通訳を務めるけがわ氏は、ポッドキャスト「ボードゲーム大学」で氏の作品を熱く語っている。…

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大江戸八百八町(Yedo)

花のお江戸で裏稼業 江戸時代の大名となってかずかずのミッションを果たし、名声を競うドイツのゲーム。エッガートシュピーレ社が、今秋のエッセン・シュピールに合わせて去年から製作を進めていたが、クイーンゲームズ社が今春『江戸(Edo)』という別ゲームを発表してしまった。そこで新しいタイトルとしてY付きの&…

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江戸(Edo)

江戸幕府は、地方大名が反旗を翻すことを防ぐため、財政負担と人質を目的とする参勤交代制度を義務化した。以来200年以上この制度は継続し、交通の発達や文化の交流など現代にも大きな影響を与えている。 そんな参勤交代の中で、江戸で一旗揚げたい地方大名が、国元で資材を調達し、建物を作って権力を競うドイツのボー…

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アグリコラ:牧場の動物たち(Agricola – Die Bauern und das liebe Vieh)

どんどん増やそう羊・猪・牛・馬 毎年数百タイトルの新作が発売されるボードゲーム。1回遊べばいいほうで、遊ばないものがほとんどという中、遊ばれ続けるというのはいよいよ難しくなっている。だから発売後5年経って、人気が衰えない『アグリコラ』はすごい。基本セットだけでも遊びきれないほど多くのカードが入ってい…

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ヴォーパルス(Vorpals)

100年間の世代交代 兵士やモンスターで戦争したり、さまざまな建物を作ったりして島の覇権を争うカードゲーム。建物は永遠だが、兵士やモンスターは次々と死んで世代交代していく。流動的な配下をどうコントロールするかが鍵だ。 昨年のゲームマーケットで発売された同人ゲームだが、人気に押されてリメイクと再版が行…

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イノベーション(Innovation)

急成長を実感 紙、数学、火薬、蒸気機関、インターネット…文明を発展させてきたものは技術革新(イノベーション)だった。先史時代から情報時代までの10の時代をわたり、最先端のイノベーションをいちはやく導入して時代を制覇するカードゲーム。 2010年にアスマディ社(アメリカ)から発売され、ゴー…

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いかさまゴキブリ(Mogel Motte)

気が付けばカード少なくね? 大人気ブラフゲーム『ごきぶりポーカー』に始まる嫌われ者の虫シリーズ最新作。今回の主役は蛾。作者はブラント夫妻の子供エミリーとルカスである。だが、キッズゲームでは決してない。かといってブラフゲームでもない。ウソを付くのではなく、ゲーム中にイカサマをするのである! 順番にカー…

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OK牧場(O.K. Corral)

ガンマンたちの真剣勝負 1881年10月26日、アメリカ・アリゾナ州で、ワイアットアープら保安官と、クラントン兄弟らカウボーイによる銃撃戦があった。これが西部劇でよく登場する「OK牧場の決闘」である。カウボーイ側に死者が出たが、保安官側は無罪となった。O.K.はオールド・キンダースリーの略。後にガッ…

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ウボンゴ3D(Ubongo 3D)

難しいほど燃える パズルをゲームにできたのは、直接攻撃を嫌う風潮に乗っかったものなのだろうか。2005年に発売されて7年、四角形、六角形、立体、三角形とさまざまなかたちでリリースされ続けている『ウボンゴ』シリーズ。その中で、この3Dは最もインパクトがある。 タイルに決められたパーツを取ってスタート。…