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オリジン(Origin)

世界に広がれぼくらの子孫 ミトコンドリアのDNA解析から、人類の祖先はアフリカ大陸の女性だったと考えられている。アフリカの真ん中に置かれたコマから、世界各国に人類を広げ、文明を発展させていくフランスのボードゲーム。壮大なテーマの割に、徹底的に要素を絞り込んで作られていて、15万年の歴史をたった1時間…

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エイト・エピックス(Eight Epics)

もう無理だと何度も思った サイコロ8個を全部1の目にする、サイコロ8個の出目の合計を10以下にするといった厳しい条件を、キャラクターの能力を駆使して達成していく協力ゲーム。『ラブレター』のカナイ製作所がゲームマーケット2015春に発表した作品で、カードはたったの16枚しか使わないが、その組み合わせと…

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王への請願(Um Krone und Kragen)

パズルライクに盛り上がる ドイツで10年近く前に発売されたダイスゲームが今年、日本語版になった。オーストリアやアメリカでいくつかの賞にノミネートされているものの、ドイツでは受賞歴のない作品である。しかし日本では発売後もずっと人気が続き、絶版後も中古市場で高値がついていた。日本でだけ人気が高かったのは…

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アブラカ・・・ワット?(Abraca…what?)

とりあえず「4」! 名作の数当てゲーム『ドメモ』(1975年)が発売されてもう40年になる。日本でも2009年に待望の日本語版が発売されロングセラーとなっているが、これに要素を加えた作品が昨年、韓国で出版された。今年になってドイツ語版”Simsala… Bumm?&#8221…

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エリジウム(Elysium)

深遠なる神々のコンボ オリンポスの神々に名を連ねようとする半神たちが、勇者たちを使って伝説を作り上げるカードゲーム。イギリス人デザイナーコンビの作品で、フランスの出版社から発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされている。タイトルの「エリジウム」とは、ギリシャ神話に登場する死後の楽園…

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ウミガメの島(Mahé)

もう1個振るか、それともやめるか サイコロで島を回り、できるだけたくさんの卵を産むゲーム。A.ランドルフの作品で、『カンガルー(Känguruh)』というタイトルで1974年にラベンスバーガー社(ドイツ)より発売された。さらに1990年、同社より『冷たい料理の熱い戦い(Die heisse Schl…

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アクア・スフィア(AquaSphere)

海底探索はトータルに 深海を探査して知識ポイントを競うゲーム。ドイツ人デザイナーS.フェルトが、ペガサスシュピーレから発表した作品で、エッセン・シュピールの人気投票「スカウトアクション」で1位を獲得している。複雑なリソース管理と失点対策、特殊能力のコンボと盛りだくさんで、あれもしたいこれもしたい、で…

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置屋(Okiya)

置屋とは、芸妓の所属事務所のようなもので、客の求めに応じて料亭や茶屋に派遣するところだった。しばしば誤解されるようだが、娼妓を派遣するところではない。このゲームが「おきや」から、第2版で「Niya」と改称されたのは、どういう事情だったのだろうか。日本を題材にしたフランスの2人ゲーム。 花札のモチーフ…

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アメリゴ(Amerigo)

陸地は目の前、でもアクションが… スペイン国王の命令でカリブ海から南米を探検したイタリア人、アメリゴ・ヴェスプッチ(1454-1512)の足跡をたどって、群島を探検し入植していくドイツのボードゲーム。小さい島にさっさと建設するか、大きい島にじっくり建設していくかの選択が難しい。 船の移動…

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アメコミコレクション(American Comics Collection)

最後の1巻はどこ?! いつ市場に流れてくるかわからないレアな中古コミックを、何とか全巻集めようというオークションゲーム。コンプリート欲求に火を付けられるが、熱くなりすぎて財布を空っぽにしてはいけない。 ゲームに登場するのは4種類の架空コミックで、いずれも全7巻。はじめに数枚を抜いておくので、最後まで…