会話禁止!ジェスチャーでお題を伝える『ミューターズ』10月12日発売
コロナ禍の新しい生活環境をあえて生かしたゲームで、聴覚障害者・難聴者の社会参画を支援するNPO団体が企画した。2チームにわかれて4×4の16マスに置かれたお宝をジェスチャーで取り合い、そのポイントを競い合う。
まず仲間同士で相談して、秘密のジェスチャー(シークレットサイン)をいくつか作り、ボードにメモしておく。そして代表が指定されたターゲットをジェスチャーで伝えて、チームのメンバーが当てられればゲット。ただし相手チームに当てられると横取りされてしまう。最後にどのジェスチャーが何を意味しているのかお互いに当て合い、その合計点を競う。
「黒色」「しっぽ」「1メートル」など、さまざまなお宝のヒントを、仲間にはわかりやすく、敵チームにはバレないギリギリの表現力を駆使したジェスチャーで伝えあうのがポイント。文化や国籍、年齢の壁を超えて楽しめるよう、動物、果物から絵画まで、さまざまなトレジャーカードが入っている。
ダイスプレイスメントで都市発展『オリジンズ:ファーストビルダーズ』日本語版、10月30日発売
『ネメシス』の作者がデザインし、ボード&ダイス社(ポーランド)から今秋発売になる完全新作。古代の支配者「アルコン」となって、宇宙からやってきた「建設者」の力を得て自らの都市を発展させることを目指すダイスワーカープレイスメントゲームだ。
手番にはダイスのワーカーコマ(市民)を「建設者」たちがいるアクションマスへと配置し、資源の獲得、武力の向上、攻撃(武力トラックでのボーナス獲得)、建物の購入、建物の建設、神殿での祈り、ダイスの獲得やグレードアップを行う。ダイスの色と目によって、ボーナスの獲得やアクション選択が変わる。
建物タイルが指定されたパターンになったら、そのエリアを閉じてボーナスを獲得できるほか、塔を高くしたり、人口を増やしたりして勝利点にすることもできる。エリアを閉じる際にはダイスを1つ「地区の権力者」として置かなければならず、また6の目までグレードアップしたダイスは「助言者」として勝利点になるが、これ以降ワーカーとして使用することができなくなってしまう。
1アクションずつ行って全員がパスをしたらラウンド終了。神殿トラックで最も進んでいたプレイヤーには、次のラウンドに十二星座の特殊能力が与えられる。終了条件を満たしたらゲーム終了で、最終得点計算をして勝者を決める。
ダイスマネージメントだけでなく、さまざまな建物カードの効果と十二星座の特殊能力の組み合わせも考えて勝利点に結びつけるのは容易ではない。見事、高得点につなげて古代一の都市文明を築こう。
テンデイズゲームズ:オリジンズ:ファーストビルダーズ 日本語版