台無しダイスゲーム『ジンクス』日本語版、3月25日発売
オリジナルはピアトニク社(オーストリア)から2021年に発売された作品。不運をもたらす(ジンクス)カードによって、せっかく獲得したカードを一瞬で全部失ってしまうこともある「台無しダイスゲーム」だ。
毎ラウンド、8色1~6のカードからランダムに16枚が場に並び、ダイスを振って出た目の数字のカードを取る。取れるカードがなくなったらラウンド終了で、場に残っているカードと同じ色のカードはなくなってしまう。場合によっては獲得したカードを全部失ってしまうことも。
カードを失った人には、ダイスの出目を±1できたり、2回振り直しができたり、ダイスを振らずに4~6のカードを獲得したりできるボーナスカードが与えられる。3ラウンドの後、残っているカードで勝敗を決める。
カードを失わないためには、場に出ている枚数が少ない色を狙って取りたいが、枚数が少ないということは出目も限られるということ。前のラウンドでせっかく残っても、次のラウンドでなくなってしまうこともある。ダイス目に一喜一憂しつつ、ボーナスカードを使って運をコントロールしていくゲームだ。
昼夜逆転カードゲーム『デイ&ナイト』日本語版、3月25日発売
オリジナルはピアトニク社(オーストリア)から昨年発売された作品。昼と夜がころころ変わる中、勝ち目のあるカードを選択する同時プレイのカードゲーム。
全員手札から1枚カードを出して一斉にオープン。カードに時間マークがあると、中央の時間カードが昼から夜へ、夜から昼へと変わる。時間マークのあるカードが2枚出されれば時間カードは変わらない。
これを繰り返してラウンドが終了したら、最終的に時間カードが昼の面だったら、合計が最も大きいスート、夜の面だったら合計が最も小さいスートが勝ちスートとなり、各プレイヤーは勝ちスートの中から1枚を得点化する。これを繰り返して山札がなくなったとき、得点化したカードの星の数の合計で勝敗を決める。
カードの価値が一瞬で変化する中、時間マークが出てくるかどうか、他プレイヤーの状況も見極めて読まなければならない。ライトでタクティカルな作品だ。