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日経新聞でボードゲーム記事

日本経済新聞の12月19日朝刊「Nikkei The Style」に、ボードゲーム記事「盤上に広がる世界」が3面にわたって大きく取り上げられた。ボードゲームカフェ「コロコロ堂(上野)」、当サイト管理人のボードゲーム会、名古屋大学・有田隆也教授のボードゲーム授業、先月開かれたゲームマーケット2021秋などが取り上げられている。

カラーで6つのボードゲームのアップ写真が並べられた1ページ目は、国内だけで年間1000程度の作品が発売され、数万人規模のイベントまで開かれているボードゲームの世界へのお誘い。最大の魅力は「実人生さながらに繰り広げられる対戦相手とのリアルなやりとりや駆け引き」だという。

2ページ目はボードゲームカフェ「コロコロ堂」の様子。代表の岩井俊憲氏が「カラオケやボウリングと同じように友人や家族連れで楽しむ方が増えている」と話し、アークライト社長の福本皇祐氏が「一緒に遊ぶことで面白さが伝わっていく」と語る。

舞台は山形の寺院「洞松寺」へ。当サイト管理人がゲームマーケットで買ってきたばかりの『オボンダービー』を遊んでいるシーンと、近くの公民館で開かれた第6回東北ボードゲームフリーマーケットの様子が掲載された。名古屋大学・有田隆也教授のボードゲーム授業で男子学生の嘘を見抜く女子学生のエピソードや、大阪商業大学アミューズメント研究所の高橋弘徳研究員による古代のボードゲームの話で、普遍的な遊びであることが伝わる。

3ページ目はゲームマーケット2021秋の様子。『ゆらゆらペンギン』のヤブウチリョウコ氏が制作・出展した経緯や、『ラブレター』で大成功を収めたカナイセイジ氏、さらにはバンソウのミヤザキユウ氏、グループSNEの安田均氏、『カタン』の作者K.トイバー氏といった作る側の視点が紹介され、ボードゲームに込められた「声」に耳を傾けることで何倍も楽しくなると締める。

日経新聞は「日経プラス1」の何でもランキングでたびたびボードゲームを取り上げているが、3面にもわたる大々的な扱いは初めて。年末年始のタイミングで、この記事を見て何か遊んでみようかと思う人が増えることが期待される。そのうち重量級の株ゲーム・経済ゲームも取り上げてほしい。

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『グルームヘイヴン解明篇 忘れられし輪』日本語版、1月27日発売

アークライトゲームズは1月27日、『グルームヘイヴン解明篇 忘れられし輪(Gloomhaven:Forgotten Circles)』日本語版を発売する。ゲームデザイナー:ゲームデザイン・I.チルドレス&M.クウェルテチカ、イラスト・A.エリチェフ&J.T.マクドウェル、1~4人用、14歳以上、30分×人数、6820円(税込)。プレイするためには『グルームヘイヴン』日本語版が必要。

大型キャンペーン協力ゲーム『グルームヘイヴン』の後日譚として20のシナリオが入った第1拡張セット。オリジナルは2019年に発売された。前作の日本語版発売から2年。攻略した猛者たちに難易度の高いシナリオとダイナミックなストーリーが待っている。

本編でわずかにしか語られなかったNPCの背景やこの世界のなりたちなどの新ストーリーで「再生」「転送」「混合元素」などの新ルールが加わり、「ヘイズサー」「ヴァルラス」など神秘的な種族が新たな敵として現れる。時間と空間を操作する新キャラクター「ディヴァイナー」を駆使し、グルームヘイヴンの世界に残る全ての謎を解き明かそう。

内容物:新規1体分のキャラクターセット、新規の追加モンスターセット、新規のステッカーセット、イベントカード30枚以上、トークン類100個以上、冊子類2冊、その他進行によって解放される内容物多数