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ポルトガルの鬼ごっこゲーム『カレトス』日本語版、3月18日発売

サニーバードは3月18日、『カレトス(Caretos)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・P.ペレイラ、イラスト・M.ピアナ、アートワーク・長谷川登鯉、2~4人用、8歳以上、45分、5280円(税込)。

メボゲームズ(ポルトガル)から2020年に発売された作品。サニーバードでは『ポルト』(2019年)に続く日本語版の制作となり、長谷川登鯉氏によるパッケージのリデザインを行った。北ポルトガルの荒野を徘徊するモンスター「カレト」を操って、より多くの人間を捕まえる鬼ごっこゲーム。

ボード上には7つの村に村人(ミープル)が5人ずつ集まっている。各プレイヤーはそれぞれ能力の異なる8匹のモンスターから2匹を操る。

手番にはカードをプレイして、そのアイコンによってモンスターの能力を発動。村人を驚かせて周囲に分散させた上で、ひとりになったところを捕まえる。ゲーム終了時、捕まえた村人に加えて、ボーナスカードによるセットコレクションの得点を加えて勝敗を決める。

村人を驚かせるともらえる焚き火マーカーによる追加アクション、分散した村人を再び集めるカード効果、プレイヤーたちのモンスターを捕まえて鍋に入れてしまう上位モンスターもおり、比較的短いプレイ時間ながら、しっかりとした考えどころも用意されている。アートワークも可愛く、かつスタイリッシュで、ファミリーからゲーマーまで楽しめる作品だ。

サニーバード:カレトス日本語版

(写真はポルトガル語版)

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ニュルンベルク’22:コスモス

マイシティ ロール&ライト(My City Roll & Write)
ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト・M.メンツェル、1~6人用、10歳以上、20分、3月発売予定。
2020年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたタイル配置ゲームが紙ペンになった。ダイスで指定された種類とかたちの建物をシートに記入する。ゲームは4章に分かれ、それぞれ3ゲームずつ行うので合計12ゲームのキャンペーンになり、レガシーゲームだったオリジナルと同様、得点/減点要素がだんだん増えていく。

ロビンフッドの冒険:ピンチのブラザートゥック(Die Abenteuer des Robin Hood – Bruder Tuck in Gefahr)
ゲームデザイン&イラスト:M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、50~90分、9月発売予定。
2021年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたタイルめくりゲームの拡張セット。ノッティンガムではリチャード王が郡に戻り、新しい冒険がロビンフッドたちを待ちうける。今回の拡張では、人気のブラザートゥックが特殊能力で力を貸してくれる。未知の戦士が西部を襲い、古くからの敵も再登場する。シャーウッドの森のヒーローたちは、この危険を乗り越えられるだろうか?

アリーゲーター(Allie Gator)
ゲームデザイン:K.クレオウスキ、イラスト・F.シュトレーゼ、2~5人用、8歳以上、25分、5月発売予定。
はらぺこのワニから逃げるカードゲーム。手札にそれぞれ5枚のカードを持ち、順番に1枚をプレイし、1枚を引く。プレイできないと失点。さまざまなスペシャルカードが展開を変える。マグネットで開閉する丈夫な箱で外出先でのプレイにも向いている。

世界をはかろう(Schätz die Welt)
ゲームデザイン:G.ブルクハルト、2~5人用、10歳以上、45分。
どこにたくさんの人が住んでいる? ニュージーランドはパナマより大きい? より大きな森林地帯はどこ? 人口、人口密度、首都人口、GDP、森林面積、国土面積、道路網の長さ、平均気温、降水量という9つのカテゴリカードで各ラウンドのトピックが指定され、プレイヤーは予想してそのカテゴリカードで一番が取れると思う国カードを出す。正解に近いほどコマが進む。

カスカディア(Cascadia)
ゲームデザイン:R.フリン、イラスト・B.ソーベル、1~4人用、10歳以上、30~60分。
フラットアウトゲームズ+AEG(アメリカ)から昨年発売されたタイル配置ゲームのドイツ語版。アメリカ北西部を舞台に、クマ、シカ、サケ、ワシ、キツネに住みよい土地を用意する。ランダムに組み合わせられた地形タイルと動物トークンから1つを選び、地形タイルはつながるように、動物トークンは居住可能な地形タイルの上に配置する。地形タイルがなくなったらゲーム終了で、動物の得点カード、地形の連続などの合計で勝敗を決める。

街コロ:君の出版社の世界を作ろう!(Machi Koro – Bau dir deine Verlagswelt!)
ゲームデザイン:菅沼正夫、イラスト・堀田のぼる、2~4人用、8歳以上、30分。
コスモス社の創業200周年を記念して作られた特別版。建物名が「デザイナー」「開発部」「マーケティング部」などになっており、ボードゲーム出版社の部署を増やすことで収益を上げる。

このほか、『脱出:ザ・ゲーム』をはじめとする謎解きゲームが多数リリースされる。