マンカラで5部族を駆使『ファイブ・トライブズ』日本語版、3月17日発売
オリジナルは2014年、デイズ・オブ・ワンダー社(フランス)から発売された作品。デザイナーは『キングドミノ』のカタラで、フランス年間ゲーム大賞、国際ゲーマーズ賞にノミネートされ、ドイツゲーム賞で6位に入っている。アラビアンナイトの世界を舞台に、5つの部族とユニークな魔神を駆使して、伝説の都市国家「ナカラ」の王になることを目指す。
5×6枚に並べられたタイルに、それぞれ5色の部族コマをランダムに3個ずつ置いてスタート。手番順はオークションで決められる。手番にはマンカラのメカニクスでどこか1ヶ所を選び、そこにある部族コマを全部取って、1個ずつ配置しながら移動していく。移動を終了したところでは、同じ色の部族コマのペアを作らなければならず、それらを獲得して、そのコマとタイルに対応するアクションを行う。
タイルのアクションでは魔神カードを獲得でき、その特殊効果を活用してゲームを有利に進められる。タイルに配置したラクダ・宮殿・ヤシの木、資源のセットコレクション、獲得した魔神などの合計点で勝敗を決める。
魔人の召喚に不可欠な長老や、プレイヤーの邪魔をする暗殺者など5つの部族を適切に扱い、魔神の効果でゲームを有利に進めるには、盤上からどのコマを取り、どこに移動するかじっくり考えなければならない。公式1人用ゲームルールがウェブサイトで用意される。
内容物:早見表 5枚、ルール説明書 1冊、スコアシート 1冊、ラクダ8匹とプレイヤーコマ1個のセット 2セット、ラクダ11匹とプレイヤーコマ2個のセット 2セット、入札順表 1枚、手番順表 1枚、部族コマ 90個、布袋 1枚、ヤシの木 12本、宮殿 10棟、タイル 30枚、金貨 96枚、魔神カード 22枚(80×80mm)、資源カード 54枚(43×68mm)
『キャンバス:リフレクション』日本語版、2月26日発売
透明カードを重ね合わせて目標を達成する絵画作成ゲームとして注目を浴びている作品の拡張セット。ロード・トゥ・インファミーゲームズ(アメリカ)から今月同時発売される作品だ。
裏返しにしても使える反転カードが戦略性に深みを持たせ、要素の組み合わせの自由度を高める。また、新たなゲームボードによって、パレットトークンが少ない時でも芸術カードの選択肢が増えた。
さらに金のボーナスアイコンの隣に特定の要素を並べるともらえる金リボン、新しい得点カードといった新要素も追加。箱は基本セットの絵と続いており、フック掛けの穴を使って壁に並べて飾ることもできる。
内容物:芸術カード 30枚、ゲームボード 1枚、金リボン 16枚、最優秀賞リボン 1枚、最高傑作リボン 1枚、パレットトークン 10枚、得点カード 8枚、背景カード 10枚、スリーブ 18枚
Engames:キャンバス日本語版
Engames:キャンバス:リフレクション日本語版
(写真は英語版)
キャンバス+リフレクション拡張(Canvas: Reflections, ロード・トゥ・インファミーゲームズ, 2022)
ドラフトで獲得した透明カードを3枚組み合わせてお題をできるだけ満たす絵画を作成。両面使えて色使いが変わる反転カードで自由度が上がる。アイコン揃えとは別に、絵の出来栄えやタイトルが楽しい pic.twitter.com/Y6RBgoSZzE— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) February 13, 2022