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異色テーマの謎解き『Qシャーロック:取り憑かれた男』日本語版、7月8日発売

グループSNE/cosaicは7月8日、協力型ミステリーゲームシリーズの第4弾『Qシャーロック 取り憑かれた男(Q System: The Cursed Mine / Happily Ever After / The Possessed)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.I.サンチェス&M.L.フェリウ、イラスト・A.アラゴン、1~8人用、8歳以上、60分、3850円(税別)。

GDMゲームズ(スペイン)から発売され、すでにリリースされている20タイトル以上から、3つの事件が同梱されている。手がかりが書かれた手札から事件に関係がありそうなものを選んでいき、最後に答え合わせをして好成績を目指す「Qシステム」と呼ばれる協力謎解きゲームの最新作だ。

シャーロックホームズテーマが多いQシステムにおいて、今回の日本語版はファンタジー、中世、ウエスタンの異色作をピックアップ。「取り憑かれた男」では衰弱した村長の病の要因を探り、「呪われた鉱山」では事故が相次ぐ金鉱で起きた爆発の真相を、「いつまでも幸せに」では童話の世界を舞台に、プリンス・チャーミングが死亡した謎を追求する。

事件を解決する32の手がかりは各プレイヤーの手札になっており、公開するか捨てるかを選んでいく。公開された情報は皆でシェアできるが、事件と関係がなかったら減点になってしまう。公開するか捨てるか判断に迷う手札のカードについて話してもよいが、その情報は制限される。カードが全て公開されるか捨てられたらゲーム終了で、質問用紙に沿って答える。驚くような真相にどこまでたどり着けるか、プレイヤーの知恵が試される。

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マーダーミステリーゲーム『廃城の錬金術師』6月30日発売

グループSNE/cosaicは6月30日、マーダーミステリーゲーム『廃城の錬金術師』を発売する。ゲームデザイン:秋口ぎぐる&青木甲羅仲、アートワーク:タンサン、6人用、15歳以上、180分、3520円(税込)。

ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第14弾。6人のマーダーミステリー作家による共同企画「マダミス666」で特に異彩を放ち、マダミスファンだけならずTRPGファンの間でも話題となった作品が製品となった。

〈魔法学園〉の卒業課題のため「ヒト遺跡」である廃城を訪れた半獣の少年少女たち。なぜか夜の間に指導教官は姿を消し、翌朝の城壁内には、前日にはなかった塔と居館が出現していた。すべては課題の一部なのか? あるいは、本当に不測の事態が起きているのか? それぞれの秘密を胸に探索を続ける半獣たちは、やがて王国や対立する鱗族の思惑をも巻きこみ、ヒト族絶滅の謎へと迫っていく——。

次第に埋められていく「白地図」が探索の臨場感を高める、RPG要素のあるマーダーミステリーだ。