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コロヴィーニの数当て推理ゲーム『ロストコード』日本語版、6月2日発売

ピチカートデザインは6月2日、「JELLY JELLY GAMES」レーベルで『ロストコード(The Lost Code)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.コロヴィーニ、イラスト:M.コインブラ、2~4人用、10歳以上、60分、4400円(税込)。ゲームマーケット2023春にて先行販売。

イタリア人デザイナー、コロヴィーニ(『カルタヘナ』『クランス』)の作品で、フッフ社(ドイツ)から発売された『シンクストレート!』(2015年)をリメイクし、モジトゲームズ(アメリカ)からキックスターターを経て2022年に発売された。石板に記された数字を推理する論理パズルゲーム。

コロヴィーニの師匠であるA.ランドルフの『ドメモ』のように、自分の石板は自分だけ見えず、他のプレイヤーの石板は全て見えている。各ラウンドには3つのダイスを振り、各自がそのマークの3枚の石板の合計を、ディスクを使って推測する。推測した範囲が狭いほど高い勝利点がもらえるが、推理が外れてしまうと、数字を入れ替えなければならない。

ゲーム終了時には自分の各数字を当てれば勝利点になる。消去法だけでなく、推理シートを使っていくつかの情報から総合的に数字を割り出していくハイレベルな推理ゲームだ。

内容物:丸太スタンド 4個、石板タイル 54枚、サイコロ 3個、推理シート 1冊、ついたて 4枚、プレイヤーコマ 4個、推理ダイヤル 7個、拡張トークン 7枚、ゲームボード 1枚、説明書 1冊(人数分の筆記用具が別途必要)

JELLY JELLY GAMES:ロストコード 日本語版

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多人数ブラフゲーム『マスカレイド 第2版』日本語版、6月上旬発売

ホビージャパンは6月上旬、『マスカレイド 第二版(Mascarade Second Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.フェデュッティ、イラスト:シングス・バイ・ダイアナ、4~12人用、10歳以上、30分、3300円(税込)。

2013年にルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から発売された多人数ブラフゲーム(日本語版は『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』)を同社が2021年にリメイク。アートワークを刷新し、一部のキャラクターの入れ替えや、キャラクター能力を変更した。拡張セットからのキャラクターも含まれている。

プレイヤーはそれぞれ判事、泥棒、王、魔女、農民といったキャラクターをもち、自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、ユニークな能力を使ってコインを稼ぐ。

最初に自分のキャラクターを公開するが、ゲームが始まったら伏せられ、手番には自分のカードを他のプレイヤーのカードと交換(または交換のふりを)するか、自分のカードを秘密裏に確認するか、キャラクター能力使用を宣言する。ゲームが進むにつれて、自分でさえも正体がわからなくなる中、どのキャラクターの能力を宣言してもよく、ハッタリをかけてお金を稼ぐことができる。ただし嘘がバレると罰金を徴収されてしまう。

正体を隠匿しての騙し合いが楽しいブラフゲーム、装いも新たに10年ぶりの再登場だ。

内容物:ゲームボード1枚、カード17枚、内箱1つ、コイン104枚、プレイヤーエイド6枚、シナリオシート9枚、ルールブック1部


(写真は英語版)