シュピール’12新作情報:パールゲームズ
『トロワ』『トゥルネー』と高い評価を得ているベルギーの出版社が3年目を迎えます。
X.ジョルジュ作、1〜5人用、13歳以上、45分。
2212年、地球の資源はなくなり、世界最大にして最古の銀杏の木が都市再建のシンボルとなりました。生産と消費のバランスに気を付けて都市を発展させなければなりません。
アクションカードを同時に公開して、時計回りにアクションを実行します。カードの種類(赤:資源、青:タイル、黄色:勝利点)によって資源を受け取ったり、タイルを配置して都市を広げたり、すでに配置されたタイルの上に新しいタイルを重ねたりします。タイルを配置する場合は、ボード周囲のアルファベットに対応しておかなければなりません。タイルの階数が多いほど、資源や勝利点が多くもらえるようになります。
残った手札は、それぞれ左どなりのプレイヤーにわたし、1枚補充して次のアクションを選びます。
ゲームの最初からもっているキャラクターカードと、またタイルを配置するともらえるパワーカードでアドバンテージが得られます。これらを効率よく使って、勝利点の最も多いプレイヤーが勝利します。
・お金ないんでルール読んで妄想遊戯:パールゲームズ新作 『Ginkgopolis』
S.ドゥジャルダン、X.ジョルジュ、A.オーバン作。
『トロワ』の拡張セット。どの色としても使え、ほかのプレイヤーが購入できない紫のダイスと、活動カード27枚、イベントカード6枚が入っています。新しい女性のキャラクターが登場します。街の外でイベントが起こり、城壁の護衛が駆り出されます。
シュピール’12新作情報:マインド・ザ・ムーヴ
イタリアの個人出版社、マインド・ザ・ムーヴは、『ヘルマゴール』以来6年ぶりの出展です。
E.オルネラ作、1〜4人用、10歳以上、90〜120分。
1477年、ルイ11世が王立郵便をはじめ、フランス中央部を流れるロワール川周辺には郵便と商業のネットワークが張り巡らされました。プレイヤーは郵便配達人と商人を駆使して、勝利点を競います。
移動はコマの下にあるディスクの枚数で決まります。商人は街を移動し、木材、小麦、チーズ、ワイン、ビールを売ります。相場は販売するたびにどんどん変わっていきます。その儲けで、建物を建てたり、29種類あるキャラクターを雇ったりします。キャラクターには特殊能力があり、進行を助けてくれるでしょう。
手紙を購入し、定められた村に届けることで得点になります。手紙には1つの村に届けるだけのものから、修道院を建てないと手に入らないものまで難易度があり、得点もそれに応じて異なります。