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日本ボードゲーム大賞2014:木曜まで

昨年12月から行われていた日本ボードゲーム大賞2014の投票が、今週の木曜日(12日)で〆切となる。まだ投票されていない方はお忘れなくどうぞ。
ネット投票では、投票時にメールアドレスを入力し、自動返信されたメールが届く。ここに記載された確認アドレスをクリックしてはじめて有効となる仕組み。確認アドレスにアクセスせず投票が無効になっていないかチェックしよう。定かでない場合は再投票すれば、前の投票が有効でも再投票が優先される。投票は12日24時まで、確認のアクセスは13日24時まで。
投票ページを見ると、216タイトルもの新作リストが並んでいるが、もちろん、この中の全てを遊んでいる必要はない。1タイトルでも遊んだことがあれば、その1タイトルを投票すればよい。いくつか遊んでいる場合は、5位まで順位をつけて投票できるので、メモ用紙に気になったタイトルを書き出して検討するとよいだろう。
ちなみにこれまでの投票部門では『ツォルキン:マヤ神聖暦』、『ラブレター』、『世界の七不思議』、『キャット&チョコレート』、『ドミニオン』、『魔法にかかったみたい』が1位に選ばれている。
日本ボードゲーム大賞:投票部門 投票ページ(NPOゆうもあ)

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ダイヤかチョウか(Diamond or Butterfly)

この封筒を取ってよいものか
ダイヤかチョウか
チョウが仕掛けられた封筒を取らないようにして、できるだけ多くの種類のダイヤを集める心理戦ゲーム。裏の裏をかくか、裏の裏の裏をかくか……の無限ループ。北海道下川町の同人サークルが、『モモンガ・ジャンプ』に続く2作目としてゲームマーケット2014秋に発表した作品だ。
人数分の黒い封筒に、袋からランダムに引いたダイヤを1個ずつ。みんなが目を閉じている間に、仕掛人は1つの封筒に、手品用のチョウ(ゴムをぐるぐる回しておき、開くとパタパタと飛び出してくる)を入れておく。となりから順番に1枚ずつ封筒を取り、ふたを開ける。チョウが飛び出してしまった1名はダイヤをもらえない。もちろん、その封筒を誰も選ばず、仕掛人が自ら取らなければいけないこともある。
チョウを入れた封筒は、ほかの人がほしそうな色のダイヤのところに配分しよう。しかし、それを相手に見透かされてしまうと、警戒されて取ってもらえない。それならばあえて自分がほしいダイヤのところにするか? 仕掛人も、それ以外の人も、悩む悩む。
2周(3人プレイでは3周)したところで、チョウが出て場に返されたダイヤを、手持ちのダイヤと2:1で交換できる。ほしいダイヤを一斉に指さして、単独ならそのまま、重なったら価値の高いダイヤを提示したほうが取る。その結果、一番多くの色を集めた人の勝ち。
4人プレイで20分ほど。封筒を開けると派手にチョウが飛び出してくるのがビックリするやらガッカリするやら。裏のかき方が中途半端で勝てなかったが、自分の読み通りにほかの人が封筒を選んでくれるととても気持ちいい。大きいダイヤのコマも、黒い封筒やチョウと調和がとれていて雰囲気も良かった。
ダイヤかチョウか
ナスケンイチロー/eggplant(2014年)
2~4人用/8歳以上/30分
「あそまなぶんか」を創造する eggplant